6月2日・3日の2日間、関西空港南広場で八重山をPRする複合イベント「やいまちゃんぷるーフェス2012 in 関西国際空港」が開催される。
主催は八重山で観光業や飲食業を営む5人で構成する「八重山味祭(あじまつり)実行委員会」。事務局長の本間智俊さんは「景気が悪いと言うだけでは良くならない。若い動ける世代が行動を起こして形を作り、八重山活性化の起爆剤となりたい」と企画始動のきっかけを話す。同1日から全日空が関西空港と石垣間の直行便を運航するタイミングとも重なる。
ライブステージを飾るのは八重山出身のミュージシャン「やなわらばー」「ごもく」「鳩間可奈子&ファミリー」や大島保克さん。このほか「八重山の次世代を担う高校生にも参加してもらい、外から八重山を見つめてもらいたい」との思いからオーディションを開いて選抜した八重山高校3人組バンド「トレイシー」、八重山高校と八重山商工高校のダンスユニット「Crunky’s」も参加する。高校生は「関西空港に八重山の風を吹かし、八重山の色で染めたい」と意気込みを見せる。
物産販売や飲食店には15業者が出店。当日は、「ゆいまーる牧場」「上原精肉店」の石垣牛や加工食品、「麺屋YAIMA」「アグリカフェ」「いちゃりば」などの飲食店が並ぶ。八重山の食材を使った自慢の一品を競う「ま~さんグランプリ」、八重山を題材にした「○×クイズ」も実施するほか、三線、シーサーの着色、星砂探しの体験コーナーや来年3月に開港する新石垣空港の紹介も行う。
「フェスに関する全てのものを八重山の業者にこだわった。八重山を愛する気持ちを形にすれば何かが変わるはず」と本間さん。
開催時間は10時~19時。入場無料。