ジェイティ飲料(東京都港区)は6月4日、波照間黒糖と「石垣の塩」を使った「沖縄黒糖コーラ」を全国発売した。
同社は、日本の食料自給率向上に向けた国民運動「フード・アクション・ニッポン」を推進する中で「沖縄ブランド」に着目。黒糖の中でも希少な波照間島産の「波照間
黒糖」と黒糖の甘さを引き締めるために「石垣の塩」を使った。
同社商品開発部長の岩田友之さんは「素材探しと味のバランスを取るのに2年かかった。『石垣の塩』を選んだ理由は、ミネラルが豊富で後味がまろやかになるため。
地道な製品作りにも心を打たれた。日本最南端の波照間島産黒糖の豊かな風味と、隠し味の石垣の塩で爽やかな味に仕上げたコーラを楽しんでほしい」と話す。
「石垣の塩」研究開発部長の安富真吾さんは「安定供給と品質の高さが評価された結果だと思う。沖縄の離島から2つの製品が採用されてうれしい。今後も離島を盛り上げていきたい」と喜ぶ。
「石垣の塩」とコラボレーションした全国発売の製品には、「カルビーポテトチップスうすしお味」と「ロイズ石垣の塩チョコレート」もある。飲料は初めて。
500ミリリットルのペットボトルで、希望小売価格は147円。
全国では「ミニストップ」「デイリーヤマザキ」などで扱い、石垣では「ココストア」で販売する。