プレスリリース

【石垣島の海ゴミ問題への取組み】漂着プラスチックを資源にリサイクル。漁船用エンジンオイル添加剤の製造と現地工場の建設を目指すクラウドファンディングを10月1日開始

リリース発行企業:株式会社フューチャーアース研究所

情報提供:






環境問題への取組み、環境関連事業を手がける【株式会社フューチャーアース研究所】は、2026年10月1日より、石垣島に漂着するプラスチックゴミを資源化し、漁船用エンジンオイル添加剤の製造・供給と現地拠点の設置を目指すクラウドファンディングを開始しました。第一次目標金額は500万円、最終目標金額は1,500万円です。本プロジェクトでは、社会問題となっている海岸へ漂着したプラスチックゴミを独自の技術でカーボンナノチューブへ変換し、その技術を活用した漁船用エンジンオイル添加剤を地元の漁業関係者に還元することで、海洋ゴミ問題と、昨今の燃料高騰に苦しむ漁業産業の負担軽減、地域での地産地消、資源循環に取り組みます。

プロジェクトページURL:【石垣の海ゴミリサイクル】完全地産地消の資源循環モデルを作りたい!

石垣島が抱える3つの課題

石垣島に漂着した海ゴミ

日本が誇る美しい海をもつ石垣島。しかし、今石垣島は様々な課題を抱えています。

1.海岸に流れ着く漂着プラスチック

石垣島は台湾や中国、東南アジアに近く、黒潮や季節風の影響で海外からプラスチックゴミが大量に流れ着きます。「石垣市が実際に回収・処分した漂着ごみ量」として、海岸清掃による漂着ごみ処分量は2020・2021年度は、年間50トン程度、2024・2025年度は、年間40トンでした。なお、石垣市は2025年度について、年間を通じて大量の漂着ごみが流れ着いており、予算上の制約から回収量を制限する状況もあるとしている状態です。







2.回収した漂着ごみの処理費用と処分先の課題

ビーチクリーン活動などで回収された、漂着ゴミの処理事業総額は、ボランティア用ごみ袋・軍手・ごみの収集・運搬・分別・処分費などで、2023〜2025年度は、年間で1,500万円程になっています。
また埋め立てによる処分方法については「すでに満杯」ではありませんが、過去には満杯寸前まで逼迫し、現在は嵩上げによって延命している状態となっています。プラスチックゴミは分解されずに半永久的に残るため、埋め立てられたごみを掘り起こし、廃プラを分別する作業も本格化させています。

ビーチクリーン活動

3. 漂着ごみや油代高騰による漁業者の負担

石垣島の主要産業である漁業では、漁具損傷や操業ロスなどを通じて、多くの経済的負担がかかっているとして、大きな課題となっています。また、昨今の社会情勢の煽りを受け油代高騰で苦しみ、さらにはエンジンオイルがなかなか手に入らないという苦境に立たされています。




プロジェクト開始の背景
株式会社フューチャーアース研究所は、2011年3月の東日本大震災後の復興に取り組む人たちに感銘を受け、未来の子供たちのために地球環境保護、改善に貢献できることをしたいという思いから、2012年8月に設立しました。地球環境保護のため、信念を通し、現在も日々研究を重ねています。
そんな日々の中で、石垣島でマンゴーを作っている友人と話をしているときに、海ゴミ処理は喫緊の課題であるということを知りました。友人や地域の関係者の方々と交流を持つうちに「漂着ゴミを活用できないか」という声が上がってきました。そして地元漁師の方からも「エンジンオイルが手に入らない」昨今の社会情勢から「高すぎる」との声も聞こえるようになってきました。未来の子供たちのために「地球環境保護」の活動を続けてきた私たちは「廃プラをカーボンナノチューブへ変換する」という特許技術を使ったトラック用エンジンオイル添加剤の製造技術を活用し、「海ゴミ」をカーボンナノチューブに変換し、「漁船用エンジンオイル添加剤」を開発すれば、石垣の海を守り、現地の友人や仲間のためになるのではないかと思い、開発を決めました。
実際に完成したエンジンオイル添加剤を石垣島の漁船で使用した結果、漁師さんからの「エンジン音が静かになった」「黒煙が減った」など、効果を実感する声を受け、実用の可能性が見えたことで、今回のプロジェクトを立ち上げることになりました。

フューチャーアース研究所の工場での作業


プロジェクトの特徴

1.漂着プラスチックゴミを資源化

フューチャーアース研究所が取り組む「プラスチックゴミをカーボンナノチューブへ変換する技術」とは、捨てられるはずのプラゴミを熱分解し、炭素原子を利用して再構築するリサイクル技術です。
カーボンナノチューブとは、炭素だけで構成されたチューブ状の物質です。重さがアルミニウムの半分、強度が鋼鉄の20倍、そして銅の1000倍の電流が流せ、熱伝導率は銅の10倍という優れた特徴を持っています。また、とても小さなものなので、多くのものを小型化、高機能化させることが可能です。
変換後の主な使い道は、バッテリー(スマートフォンや電気自動車(EV)の電池に混ぜることで、充電スピードが速くなり、使用時間が長持ちするようになる)や自動車や飛行機などのパーツ(強度を保ったまま車体を軽くできるため、使うエネルギーや燃料を大きく減らせる)、頑丈なスポーツ用品(テニスラケットやゴルフシャフト、自転車のフレームなどに使うことで、「軽くて折れにくい」理想的な道具を作ることができる)に使用され始めています。
※弊社ではカーボンナノチューブについて詳しくご紹介させていただいている記事がございますので、カーボンナノチューブについて詳しく知りたい方は↓こちらの記事↓をご覧ください。
カーボンナノチューブとは?

カーボンナノチューブ

2.資源を漁船用オイルに活用

今回のプロジェクトでは、カーボンナノチューブの特徴の一つである※「コロガリ特性」を利用し、石垣島に漂着する海ゴミを、漁業を支える漁船用エンジンオイル添加剤へと循環させます。






※ナノサイズのミクロな円筒(CNT)がコロコロと転がることで金属などの間に入り込み、摩擦抵抗を減らし引っ掛かりを劇的に減らす性質のこと

3.地域課題を地域内で循環させる「完全地産地消」サーキュラーエコノミーの確立

このプロジェクトは、石垣島内で深刻化する漂着プラスチック(海ゴミ)を資源として捉え直し、島内で回収されたプラゴミを変換・再利用までを完結させる「完全地産地消型」の資源循環システムを構築する取組みです。
回収されたプラゴミを独自の特許技術で「カーボンナノチューブ(CNT)」へと変換。この素材を地元漁船のエンジンオイル添加剤として活用することで、摩擦抵抗の低減(コロガリ特性)による燃費向上とCO2排出削減、さらには黒煙の減少やエンジン音の低減を目指し、燃料費高騰に悩む漁業者の経営支援へと還元します。
ゴミ処理から高機能素材の生成、そして主要産業のコスト削減に至る一連のプロセスを島内で循環させることで、「環境負荷」を「地域の経済的価値」へと変え、現地での雇用を取りいれた「持続可能な地域自立型モデル」を目指したいと考えています。

4.石垣島に拠点・工場を設置

私たちが石垣島で実現したいことは、
・回収された海ゴミを再利用→海ゴミを再生し、ゴミの処分費を減らすこと。
・海ゴミをアップサイクルする→漁業に役立つ製品にアップサイクルすることで、漁師さんを支え、漁業の未来につなげること。
・漁船の燃料費を削減することで、環境問題であるCO2も削減すること。
私たちはこの環境に優しい資源循環モデルを、石垣島から世界へ広げていきたい、そして同時に石垣島に新しい産業を立ち上げ、石垣島での雇用も創出したいと考えています。

・設備導入費用
第一目標
CNT製造用主要設備導入(電気炉等):500万円 
第二目標
エンジンオイル添加剤生産設備導入:800万円
最終目標
本格設備導入(自動制御装置導入):1000万円

・現地費用
現地設置場所等:約450万円

・リターン費用
リターン準備費用:約50万円

クラウドファンディング概要
プロジェクト名:【石垣の海ゴミリサイクル】完全地産地消の資源循環モデルを作りたい!

実施期間:2026年10月1日〜12月30日予定

第一目標金額:500万円

最終目標金額:1,500万円

支援金の使途:現地での設備導入費、工場設置費に使用させていただきます。

支援先:株式会社フューチャーアース研究所

リターンのご紹介
リターンには、私たちの活動につながる品をご用意しています。

漆黒の雫プラゴミから生成されたカーボンナノチューブを配合した、釣り専用リールオイル。3種類の中からご希望のタイプを提供します。
【漆黒の雫 soft】回転性重視の方や、巻き心地が軽くなるのを実感したい方に。
【漆黒の雫 Normal】中間の能力や高い汎用性を求める方に。
【漆黒の雫 Hard】持続性重視の方や強い負荷がかかる箇所に使用したい方に。




 漆黒の雫 全3種類


Maguuro 全3色
Maguuro株式会社ソルトラボ石垣島製作。60%もの廃棄マグロテグスが使われています。グラス部分は再生樹脂ではありませんが、偏光レンズ、調光レンズとなっており、海に携わる方にも快適にお使いいただけるハイエンドモデル。付属のメガネケースとメガネ拭きもペットボトルから作られており、ほぼ全てがアップサイクルで出来ています。



サンゴ花ブロック株式会社ソルトラボ石垣島が製作している、沖縄の伝統建築でおなじみの「花ブロック」をモチーフにした【サンゴ花ブロック】。石垣島の海中に沈んだ「廃棄漁網」や「海洋プラスチック」、そして「死骸サンゴ」などを原料に作られています。



サンゴ花ブロック


沖縄ナンキョウゼリー
沖縄ナンキョウゼリー株式会社ナチュラルグロッサリーが栽培する原料を使った沖縄ナンキョウゼリー。ナンキョウは、別名タイショウガとも呼ばれタイ料理のトムヤムクンやトムカーガイ、ラオス料理のラープ等の東南アジア料理に用いられるハーブです。沖縄ナンキョウゼリーにはナンキョウエキスが1本10gあたりに50mg配合。毎日の健康をしっかりサポートします。黒糖の風味を感じるゼリーはほのかな自然な甘みで毎日食べても飽きのこない美味しさです。



いちごの葉っぱチョコレート株式会社ナチュラルグロッサリーが石垣島で販売するいちごの葉っぱチョコレート。今まで未利用だったイチゴの葉っぱを利用したチョコレート菓子の新商品です。葉っぱごと包み込んだチョコレートで、栄養満点。ケルセチンは玉ねぎの10倍、抗酸化作用はカテキンの21倍!健康的なお菓子です。



いちごの葉っぱチョコレート


・支援方法:クラウドファンディングサイト ForGood

・プロジェクトページURL:【石垣の海ゴミリサイクル】完全地産地消の資源循環モデルを作りたい!

・主催会社:株式会社フューチャーアース研究所

・問い合わせ先:042-313-0827

現地関係者・漁師さんのコメント


八重山漁業協同組合 砂川様燃費の向上やエンジンへの影響は、僕たち漁師にとって死活問題。海洋ゴミから作られた添加剤と聞いて最初は驚きましたが、地産の資源で船を走らせるという発想はとても面白いし、黒煙も減るとすれば僕たちにはすごく価値がある。石垣島の海を守りながら、漁業の未来も明るくする素晴らしい挑戦だと思います。一人でも多くの人にこの取り組みを知ってほしいですね。






株式会社ナチュラルグロッサリー 庄司様石垣島のマンゴーが多くの方に愛されているのは、この島の豊かで綺麗な自然環境があってこそ。海のゴミが新しい資源に変わり、島の漁業を支えるという『完全地産地消』のストーリーに強く共感しました。海を守り、もっと誇れる石垣島を作っていきましょう。心から応援しています!






株式会社ソルトラボ石垣島 藤本様フューチャーアース様の研究内容は本当に素晴らしい可能性を秘めていると感じます。ただでさえ難しいCNTの生産を石垣島の海洋ゴミから行うという世界でも例を見ない取り組みです。この実証実験が成功し、石垣島にプラントが出来れば年間数十トンの海洋ゴミを価値の高いCNT材料として世に送り出すことが可能になるかと思います。またこのCNTを私達が生産する樹脂ペレットに混錬することで、伝導性プラスチックを作りだすことが出来、石垣島から高い技術を世界に送り出すことも可能になります。これから本当に楽しみで仕方ありません。石垣島の逼迫したゴミ問題、その中でも海洋プラゴミの処理はすでに施設も処理しきれない量となり問題を先送りにするだけでした。海洋ゴミを削減しながら、高付加製品をゴミから作れれば石垣島の未来も明るいです!応援しております。




代表者コメント
株式会社フューチャーアース研究所   代表取締役 松川雄二東日本大震災を経験し、未来の子供たちのためにより良い地球、環境を残したいと強く思い、自分たちに何ができるかを考え環境関連事業を始めました。今回、石垣島の友人から漂着ゴミや、昨今の社会情勢による漁業への影響などの話を受け、私たちの技術を地域の課題解決に役立てることができるのではないかと大きな可能性を感じています。石垣島の海ゴミを、石垣島の産業を支える資源へ変えていく。その完全地産地消の循環を実現するため、皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。



株式会社フューチャーアース研究所 代表取締役 松川雄二



今後の展望
フューチャーアース研究所は、本プロジェクトを単発の環境活動ではなく、継続的に拡大・発展する事業として推進していきたいと考えております。ご支援者様の想いや資金がどのような社会的価値へ変わっていくのか、また本事業が今後どのように進展していくのか、明確なロードマップのもとで以下の取り組みを順次進めてまいります。

石垣島内における工場・技術拠点の新設

ご支援・ご協力のもと、島内で回収された海ゴミ(プラゴミ)の素材変換、製品化までを一貫して行う専用の現地工場・拠点を建設します。現地拠点の稼働により、技術の実証から本格的な社会実装へとフェーズを引き上げます。

漂着プラスチックごみの資源化推進

株式会社ソルトラボ石垣島が回収した漂着プラゴミを、独自の特許技術による高付加価値素材「カーボンナノチューブ(CNT)」へ変換します。ご支援いただいた資金が、直接的に海岸環境のクリーン化へとつながります。さらに、株式会社ソルトラボ石垣島が生産するリサイクルプラスチックにカーボンナノチューブによる機能強化の研究も進めていきます。

漁船用エンジンオイル添加剤の本格供給と現場支援

生成されたCNTを活用した、エンジンオイル添加剤を地元の漁業者へ供給します。燃費向上による燃料費削減とCO2排出削減、黒煙の減少やエンジン音の静寂化に貢献し、地元の主要産業の課題解決に直結させます。

現地雇用の創出と持続可能なグリーンジョブの提供

現地工場の作業、運営・管理業務など、プロジェクトの進展に伴い島内での新たな雇用を生み出します。環境保全活動が一時的なボランティアで終わらず、地域の住民の方々の経済的な基盤となる「グリーンジョブ」へと成長します。

日本全国・海外の他地域へのモデル展開

石垣島で確立した「完全地産地消プロジェクト」の成功プロセスをパッケージ化し、同様の漂着プラスチック、海ごみ問題や離島課題に悩む国内外の沿岸・離島地域へ順次展開してまいります。

「完全地産地消」地域内資源循環モデルの確立

最終的に、地域内で発生した負荷(プラゴミ)を地域内で価値(素材への変換・雇用)へ転換し続ける、持続可能な自立型経済モデルを完成させます。

※メディア関係者・支援者の皆様へ
本プロジェクトは、工場の着工やCNTへの変換量、漁船の燃費削減およびCO2削減、そして地域の雇用実績など、プロジェクトの成長過程を成果とともに継続的にお伝えしていきたいと思っております。一過性のニュースに終わらせず、石垣島から始まる環境と地域経済の変化を、支援者やメディアの皆様と共に追い続けていけるプロジェクトとして着実に進めてまいりたいと思っております。

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