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映画「サンゴレンジャー」、ロケ地で試写会-主演らの舞台あいさつも

舞台挨拶を終え、監督と主演俳優が島の子役と記念撮影

舞台挨拶を終え、監督と主演俳優が島の子役と記念撮影

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 石垣市民会館大ホール(石垣市浜崎町)で11月2日、映画「サンゴレンジャー」の試写会が行われた。

舞台挨拶を行う監督と主演俳優、島の子役たち

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 原作は、環境問題提言ユニットさかいたまきの「サンゴ・レンジャー」 環境問題の渦中にある石垣島を舞台に、主人公の環境省自然保護官(通称「レンジャー」)矢島が行政とのしがらみの中、その型破りなヒーローぶりと無邪気さで問題に立ち向かい、地元をまとめ上げていく過程を描く。「環境」「行政」「ヒーロー」ものといったジャンルを超えた作品で、環境問題を身近に意識してもらうのが狙い。企画・プロデュースは西初恵さん。

 撮影は今年5月、石垣島と竹富島を中心に約2週間かけて行われた。事前に地元オーディションで選ばれた子役8人のほか、市民エキストラ約200人や多数のボランティアスタッフも撮影に協力。現地スタッフやエキストラ、協賛・協力企業を対象に開かれた試写会当日は、途中どっと笑い声が起こるなど、完成した映画に感激している様子が見られた。

 上映前には中前勇児監督と主役の青柳翔さん、田中圭さん、佐々木希さんが駆け付け、舞台あいさつを行った。中前監督は「撮影は一言で言うと楽しかった。石垣の素晴らしい自然が映像で伝わり、次世代の子どもたちに環境を考えるきっかけになれば」、青柳さんは「この映画に携わる中で、結論は出なかったにしろこれまで考えてもみなかった問題に気付かされた。たくさんの方に見てもらい、何か考えてもらうきっかけになればこの映画は成功なのでは」と、それぞれ話した。

 石垣島での撮影について、田中圭さんは「天候には恵まれなかったが石垣の皆さんが協力的で、芝居に集中できるいい環境を与えていただいた」、先生役の佐々木希さんは「一番楽しかった思い出は、子どもたちが『先生』と言いながら寄って来てくれて一緒にゲームをして遊んだこと」と話した。

 同作は来年初夏より全国ロードショーを予定。

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