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石垣でトライアスロン大会開催-1400人エントリー、沿道で応援も

フィニッシュゲートでは友人や家族と一緒に思い思いにゴールする姿が見られた

フィニッシュゲートでは友人や家族と一緒に思い思いにゴールする姿が見られた

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 「2013 Ishigaki ITU Triathlon World Cup/石垣島トライアスロン2013」が4月14日、石垣・登野城漁港をスタート・ゴール地点に開催された。

最後の力を振り絞り、バイクをこぐ選手とランでスタートする選手たち

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 エイジ部門には1029人、リレー部門には127組381人がエントリー。8時に同大会組織委員会会長である中山義隆石垣市長の号砲でレースがスタートし、スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロの合計51.5キロのドラマが展開された。

 スタート時の天候は曇りで気温22.6度、水温20.5度。南の風7.6メートルと風が強く、潮の流れも強くリタイアする選手も。一時雨も降ったが、沿道では多くの市民やスポーツチームらが声援やバーランクーを打ち鳴らし、選手たちを後押しした。

 レースの結果、エイジ部門男子は桑原寛次選手(沖縄)が2年ぶり4回目の優勝。女子は田中敬子選手(沖縄)が優勝した。

 3人1組で出場するリレーの部は、昨年2位の「ぬちまーす」(うるま市)が初優勝。石垣の3高校から1人ずつで結成した「チーム八重山の高校生」は2位と健闘した。フィニッシュゲートでは友人や家族と一緒にゴールしたり、両手を突き上げて完走の喜びを表したりする選手、旗を掲げる姿も。

 午後からはワールドカップが行われ、男子26人、女子15人が出場。男子はライアン・フィッシャー選手(オーストラリア)が初優勝した。女子は上田藍選手がワールドカップ2度目の優勝。日本勢は男子6位に山本良介選手、8位に細田雄一選手、9位に田山寛豪選手、女子2位に佐藤優香選手、3位に井手樹里選手4位に高橋侑子選手、6位に庭田清美選手、7位に足立真梨子選手が上位に占めた。

 エイジ部門スイムで41歳男性が死亡したことを受け、夜に行われた交流パーティーでは参加者が黙とうをささげ、ステージを自粛した。同大会での死亡事故は初めて。

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