食べる

石垣に串カツ店-ウクレレバンド女性、「ビリケン」と大阪弁で接客

中央が店長で「おかん」こと荒井めぐみさん、左が「お嬢」こと山根ゆきさん

中央が店長で「おかん」こと荒井めぐみさん、左が「お嬢」こと山根ゆきさん

  • 0

  •  

 石垣に4月21日、串カツ「れんがや」(石垣市美崎町、TEL 0980-83-9400)が開店した。店長で「おかん」こと荒井めぐみさんと「お嬢」こと山根ゆきさんがメーンに、明るく活気のある雰囲気にしようと大阪弁で接客する。

場所は海邦ビルから市役所に向かう路地、タイル貼りが目印

[広告]

 荒井さんは大阪で20年間ショットバーを経営。7年前に石垣島に移住し、ハワイアンウクレレバンド「MOANA ALOHA SOUNDS」の一員としてホテルで演奏、今後も演奏日は同店を休みにして舞台に立つ。山根さんは10歳まで大阪で過ごしたことがあり、カメラを向けると一升瓶でポーズをつけるノリの良さ。

 店舗面積は8坪でカウンターが18席。幸運の神の像「ビリケン」と「ソースの二度づけ禁止やで」の注意書きが目を引く。

 「大阪の食文化を広めていきたい」と荒井さん。串カツ100円、泡盛100円と低料金が売り。「客単価は平均して1,500円くらい」と話す。荒井さんの「おすすめ」は、おまかせ串カツ6本と生ビールまたはハイボールがセットになった「ハッピーセット」(1,000円)。

 串カツは、男性は「牛カツ」「豚ロース」(100円)、女性は「ささみ梅しそ」(150円)、野菜の「れんこん」「ながいも」「ゴーヤ」「紅しょうが」(以上100円)が人気。たるから直接注ぐ「ハイボール」(300円)と、締めには宮古みそを使った「なかみ豚汁」(200円)も「おすすめ」。

 荒井さんは大阪に研修に行き、ソースや衣を独自に開発した。「テークアウトや出前も行うため、必ずしも揚げたてを食べてもらえるとは限らない。冷めても『フワっ、サクっ、カリっ』と同じ食感になるよう3カ月間試行錯誤した」という。

 「おかげさまで開店してから満席が続き、最近ようやく落ち着いて接客できるようになった。地元の皆さん、観光客の皆さん、外国の皆さん、どなたでもウエルカムです」と荒井さん。「近日中にランチ営業を始める」とも。

 営業時間は17時~翌1時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース