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石垣でダイビングフェスタ、ダイバー160人集い水中写真コンテストも

ガーデンパーティーには40のダイビングサービスとスタッフやダイバー160人が参加した

ガーデンパーティーには40のダイビングサービスとスタッフやダイバー160人が参加した

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 石垣で6月6日~8日、「ダイビングフェスタ石垣島2013」が行われ、8日には市内ホテルでガーデンパーティーが行われた。大型連休と夏休みの間の観光客が少なくなる時期の集客を目的に2002年から開催、今年で12回目。

「自由部門」金賞の中尾祥史さん(右)と審査員の鍵井靖章さん

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 期間中に希望者にデジタルカメラを無料で貸し出し、参加者は水中写真を応募、作品のフォトコンテストが行われた。

 ガーデンパーティーには40のダイビングサービスとスタッフやダイバー160人が参加。フォトコンテストの審査員に水中カメラマンの鍵井靖章さんが招かれた。鍵井さんは「石垣島の海はバラエティーに富んでいる。今回は2年前と違う視点で審査した」という。

 「当日賞」「ビギナー部門」「マクロ部門」「マンタ部門」「自由部門」「ネイチャー賞」「オリンパス賞」「JTA賞」「マリンダイビング賞」「ダイバー賞」とさまざまな賞と、総額200万円の景品が用意された。会場で促され、急きょ数万円のダイブコンピューターを景品にするメーカーも。

 最も評価の高い「自由部門」の金賞は、中尾祥史さんの「パワースポット」。中尾さんは昨年に続いて受賞した。鍵井さんは「プロでも嫉妬する写真。浅瀬で何もないような海の中、奥から青白い光が光線を放っている瞬間にカメラを向けた。グランプリにふさわしい」と評価した。

 大阪から参加した土井奈枝さんは「手足が思い通りに動かないが、スタッフさんがよくサポートしてくれるのでダイビングを楽しむことができる。移住したいくらい好きな島」といい、マクロ部門で金賞を受賞した。名古屋から訪れた豊田潮さんは「フェスタに合わせて10年間石垣島に通っている。新空港のおかげで名古屋と直行便を運航してくれてうれしい。石垣の海はダイバーにとって外せない海。広いエリアでさまざまなシチュエーションを楽しめる」。東京の瀧川直子さんは「魚がどこにでもいる。ダイバーなら一度は来るべき島」と褒める。

 鍵井さんは「スタッフさんがダイバーにいかに良い写真を撮ってもらうか努力していることが写真からうかがえる。そんな姿勢がフェスタを成功し続ける鍵」と結んだ。

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