自家製酵母パンの店「やきむぎや」が移転リニューアル

国産小麦粉と自家製のレーズン酵母を使用しているのが特徴

国産小麦粉と自家製のレーズン酵母を使用しているのが特徴

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 ペンション「ゆがふ山原」(石垣市川平、TEL 0980‐84‐4511)に併設していたパン店「やきむぎや」(石垣市大川、TEL 080‐1771‐8969)が11月6日、店舗移転に伴いリニューアルオープンした。

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 店舗面積は約10坪。すだれや竹を使用した仕切りや調理場などの店内は、パン職人の大久保由紀子さんが改装した。「12月オープンを目指して、作業していたら早くに出来上がった」(大久保さん)。

 同店のパンは、国産小麦粉と自家製のレーズン酵母を使用しているのが特徴。大久保さんは「酵母から育てて作るというのは難しく、たくさんのパンは作れないが、時間と愛情をかけた分だけおいしくなる」と説明。材料は大久保さんがしっかりと把握し、一つ一つを大事にこだわっている。「小豆は北海道産、カレーパンのカレーもスパイスから作っている。おいしいものを作りたくて、カレー店や和菓子店などで働いた」という。

 パンの種類はハード系、ソフト系と20種類以上で豊富。有機小豆を黒糖で煮込んだ「こくとう味のあんぱん」(160円)、水を加えず、卵、牛乳たっぷりの「こくとうロール」(80円)、半生いちじくを練りこんだ「いちじくフランス」(80円)、「かぼちゃとひまわりのライ麦たねパン」(130円)など。これからは日替わりでパンを出していく予定。

 大久保さんは「すべて1人でやっているので要領を得ないところがあると思うが、小さな幸せを感じてもらえるパンを作りたい。以前よりも近くになったので足を運んでいただければ」と話している。

 営業時間は11時~18時(品切れ次第閉店)。11月15日~21日は休業。12月から月曜・火曜定休。

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