オレンジクローバー、石垣島で初ライブ-ゲストに彩風も

初めての石垣島ライブを行ったオレンジクローバー

初めての石垣島ライブを行ったオレンジクローバー

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 石垣島出身のユニット「Orange Clover(オレンジクローバー)」が11月5日、ジャズバー「すけあくろ」(石垣市大川)で石垣初となるライブを行った。

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 オレンジクローバーは、ボーカル&三線の仲宗根忍さんとギターの宮良宜大さんの2人組。「南西楽団」というバンドで活動していたが、活動休止後オレンジクローバーを結成。2003年新星堂オーディションCHANCE!で東京代表関東枠3組に1,000組の中から選ばれ、MacFanミュージックグランプリで準グランプリを受賞した。2006年にはフジテレビ「めざましテレビ」と8社のレコード会社の共同企画J‐popsコンピレーションCD「39(THANK YOU)」の東芝EMIバージョンに「懐かしぬ風」が収録され話題を呼んだ。今年、ふくしまスカイパーク「初代りんご大使」に任命されたほか、現在は全国で積極的にライブ活動を行っている。

 ライブはにぎやかな「レールレ」から始まり、「夏のあっぱりしゃん」「心トントン(胸がどきどきするという方言)」と続き、「四季ぬめぐりに」「空の不思議」「愛の島ウチナー」などを披露した。そのほか仲宗根さんが母の気持ちを思い作詞した「お月さん」、石垣島で起こった大津波にまつわる人魚伝説を基にした「マーメイド」を歌った。

 ボーカルの仲宗根さんは「親せきや友達の顔が見えて緊張する。いつまでも心トントンしている」と話し、ギターの宮良さんも「こんなに集まってくれるとは思わなかった。感激している」と笑顔で話した。

 後半ゲストとして「彩風(あやかじ)」のボーカル・仲田かおりさんが登場。彩風の「天地の詩(あめつちのうた)」、オレンジククローバーが作詞・作曲し、彩風が歌っている「ゆんたくの唄」2曲を歌い、会場を盛り上げた。「親父の子守唄」ではギターの宮良さんが「歌手ではないですが」と歌声を披露したほか、「スィンガーソン♪」では観客も一緒になって歌い、八重山商工野球部に贈る歌として作られた「夢咲き」で会場は熱気に包まれた。

 アンコール曲は、沖縄そば「うるま御膳」のCM曲として使用された「懐かさぬ風」を歌い上げ、観客からは大きな拍手が送られた。2人は「また帰ってこられるように東京で頑張ってきます」とライブを閉めた。

Orange Clover彩風ジャズバー「すけあくろ」 

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