石垣のジャズバー「すけあくろ」(石垣市大川)で7月9日、多国籍グループ「a.s.k. featuring Fabio Bottazzo」のコンサートが開かれ多くの観客が詰め掛けた。
コンサートは、ライブスペース「SHIKIORI」(福岡県宮若市)発の第2弾アルバム「Welcoming the Day」(発売日=7月7日)のリリース記念ツアーの一環。
a.s.k.はジンバブエ出身で南アフリカを拠点に活動するシンガー・ソングライター=アマンダ・ティフィンさん、福岡県出身のベーシスト=松永誠剛さん、オランダ出身のドラマー=セバスティアン・カプテインさんで構成された国際色豊かな音楽ユニット。新譜はイタリア出身のギタリスト=ファビオ・ボッタッツォさんを新メンバーに迎えて制作された。
コンサートでは、アルバム収録曲の「Welcoming the Day」「Dondolando」「My Own Song」「Yise Wabant‘a Bami」などのオリジナルのほか、レディオヘッドのカバー曲やジャズのスタンダードなども披露。アマンダさんの優しく透き通った歌声と4人の息の合った演奏が店内いっぱいに響き渡り、観客は心地よいジャズの調べに酔いしれた。
日頃ライブを聴き慣れている観客らも「アマンダさんのボーカルの甘い感じとバックの音が優しくて心地よかった」「天使の歌声みたいだった」「ここのハコでちゃんとしたジャズが聴けたのは幸せ」などと、それぞれ話していた。
CDの価格は2,500円。SHIKIORIのホームページから問い合わせの上、購入できる。