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石垣-沖縄線のソラシドエアが就航-トンボ返りで就航便を楽しむ乗客も

石垣に新たなLCCが参入した

石垣に新たなLCCが参入した

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 ソラシドエア(スカイネットアジア航空=宮崎県宮崎市)が3月29日、石垣-沖縄(那覇)線を就航した。

高橋洋社長をはじめ、関係者によるテープカットが行われた

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 同社は、従来の九州・沖縄を結ぶネットワークに加え、沖縄から石垣・名古屋への拡充を図る。石垣-沖縄線は1日2往復4便をANAとのコードシェアで運行する。巡行機はボーイング社製737-800型機(174席)。

 同コードシェア開始に伴い、ANA運行の石垣-沖縄線は1日8往復16便から1日6往復12便に減便。コードシェアを含めると便数に増減はない。

 同空港では就航セレモニーが行われ、高橋洋社長は「那覇線を運行してから6年、ようやく石垣まで伸ばすことができた。『ソラシド』の意味は、空から笑顔の種(シード)をまくで、地域が変わったと思っていただけるようなエアラインになっていきたい」とあいさつ。

 中山義隆石垣市長は「1つの路線が増えたことを心から歓迎したい。九州南部にプロモーションをかけ、観光入域客数を112万人から120万人に伸ばしたい。観光客の皆さんには幸せの種を持ち帰ってほしい」と述べ、テープカットが行われた。

 搭乗客の中には、那覇発の就航便で来島、そのままとんぼ返りで石垣発の就航便に乗る乗客も。「秋田から親子で来た。客室乗務員さんの笑顔が素晴らしい」と一番で機内に乗り込んだ。

 30代男性は「東京から行きはスカイマーク、帰りはソラシドエアで帰る。ソラシドエアは初めて乗るので楽しみ」。50代女性は「転勤で那覇に行くことに。ソラシドエアが石垣-沖縄路線を安くする刺激となってほしい」。50代夫婦は「娘が那覇に引っ越すために手伝いで石垣に来た。ソラシドエアの機内販売でしか入手できないハンドクリームを買いたい」とそれぞれ話した。

 石垣-沖縄(那覇)間の運行ダイヤは下記の通り。石垣発=12時50分(7/1~9/30は12時40分)、19時20分。沖縄(那覇)発=11時15分(7/1~9/30は11時05発)、17時45分。

 離島住民は「沖縄県離島住民割引運賃カード」提示により、割引適用を受けることができる。

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