愛知県岡崎市で4月5日に開催された「岡崎の桜まつり」のメーン行事「家康行列」に石垣市より中山市長、市議会議員、石垣市観光交流協会などが参加し岡崎市民との親交を図った。
「家康儀容列」に参列する、ミス南十字星の大泊祥子さん、ミス星の砂の大底いろはさん
太平洋戦争中、石垣島に駐屯していた岡崎市出身の海軍将兵が石垣市の小学校に本を贈ったことから始まった岡崎市との交流。西暦(昭和44)年に「親善都市締結決議」が審議・決議・調印された。これを契機に、岡崎市奥殿小学校と石垣市大浜小学校、平真小学校、 明石小学校の3校が姉妹校となっている。
「家康行列」は、勇猛な三河武士団の出陣式、行進などが行われる時代絵巻。伊賀八幡宮(はちまんぐう)境内を出発し、康生北交差点、島町交差点、東岡崎駅から殿橋下流左岸まで行進。天候には恵まれなかったが、多くの市民が観覧した。
前日の歓迎レセプションでは、ミス南十字星の大泊祥子さんが「安里屋ユンタテ」をうたい、ミス星の砂の大底いろはさんが歌に合わせて踊りを披露し、石垣島の観光をPRした。
石垣島観光交流協会の高倉大さんは「今年は『家康公400年祭』のため、徳川家第18代当主や徳川四天王の当主も参加し、壮大な歴史ロマンを感じた。石垣島の魅力を多くの市民にアピールでき、他の都市の方々との交流もできた」と話す。