サッカー女子ワールドカップカナダ大会で準優勝した日本代表「なでしこジャパン」の大儀見優季選手、熊谷紗希選手、永里亜紗乃選手が7月22日石垣入りし、石垣市役所(石垣市美崎町)で歓迎セレモニーが行われた。
石垣市役所玄関前では市職員や来庁者が大きな拍手で3人を出迎え、花束を渡してワールドカップの活躍を祝福した
3選手のリフレッシュも兼ねた石垣島合宿は、25日までサッカーパークあかんま(石垣市宮良)などで行われ、体幹トレーニングを中心に指導する木場克己トレーナーも同行する。
石垣市役所玄関前では市職員や来庁者が大きな拍手で3人を出迎え、花束を渡してワールドカップでの活躍を祝福した。中山義隆石垣市長は「ワールドカップの準優勝おめでとうございます。石垣市を挙げて歓迎したい」とあいさつ。
市長との対談で大儀見選手は「3回目の合宿ができてうれしく思う。ワールドカップの応援に感謝し、私たちにできることがあれば積極的にお役に立ちたい」と話した。まだトレーニング内容は白紙だが、木場トレーナーに対し「女子力アップのトレーニングも入れてください」と冗談も。
熊谷選手は「石垣島でのトレーニングをうれしく思う。すぐ迫っているシーズンに向けていい準備ができるようにしたい」。永里選手は「来シーズンに向けていいものを食べに来た。おいしいものを食べ尽くしたい」と笑わせ、出されたパッションフルーツジュースを口にした。
木場トレーナーは「大歓迎してくれてうれしい。ワールドカップは、諦めないサッカー、普段の練習とフィジカル面で前向きに努力している結果が準優勝につながった。合宿は石垣島の自然の中で、3選手が次のシーズンに向けて元気を出せるメニューにしていきたい」と話した。
23日19時30分からANAインターコンチネンタル石垣リゾートで3選手によるトークショー「世界で戦うために2015」を開く。入場無料。