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石垣島にパティスリー新店 神戸のパティシエが移住1年で開業

神戸の洗練された味をと意気込む上田さん

神戸の洗練された味をと意気込む上田さん

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 石垣に神戸のスイーツを提供する「パティスリー ミニョン tea time」(石垣市平得、TEL 0980-88-8466)がオープンして2カ月がたつ。健康福祉センター近く、新川沿いの小さな白い建物で、店舗面積は約3坪。

パティスリー ミニョン外観

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 オーナーの上田恵治さんが、石垣島移住1年で開いた同店。妻の悦子さんは料理研究家として活躍しており、石垣と神戸を行き来している。「ミニョン」とは、フランス語で「かわいいもの」「小さな」という意味。「そんなニュアンスのケーキや焼き菓子を提供していく」と上田さん。

 上田さんは、阪神・淡路大震災の時に古物商の仕事ができなくなり、悦子さんが始めたケーキ屋を実質的に運営。焼き菓子を中心にパティシエとして腕を磨いた。ケーキや焼き菓子は、悦子さんのレシピで上田さんが仕上げている。

 「おすすめ」は「生パウンドケーキ」(1,400円)。悦子さんの店を引き継いだ息子さんが手掛けており、神戸から冷凍で直送される。既に人気を集め、毎日完売しているという。

 そのほか、石垣のフルーツを使った「季節のタルト」、マンゴープリン(以上380円)、チーズケーキ(300円)、石垣のスパイスやハーブを使った焼き菓子「ピパーツのクッキー」「長命草のクッキー」(以上140円~)などを提供する。

 数年前から石垣島に通っていた上田さん。「65歳を迎え、好きな土地で好きなことをしたいと思った。第2の人生として、大好きな石垣島で自分の店を持ててうれしい。頑張って神戸のおいしいスイーツを石垣島で提供していきたい」と話す。

 営業時間は10時~18時。火曜定休。

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