石垣に11月11日、「南北酒肴(しゅこう) 和ごころ」(石垣市新栄町、TEL 0980-87-5501)がオープンした。宮古島店に次ぐ2号店。スタッフ5人で対応する。
店主は宮古島出身の上地三喜男さん。北海道出身の妻、美智代さんは宮古島店と行き来する。三喜男さんは「石垣に遊びに来てすぐにこの島が好きになり、ここでも店を持ちたくなった。右も左も分からない中、8月から宮古島と行き来し、ようやく開店にこぎ着けた」と話す。
元居酒屋を改装し、テーブル、掘りこたつ式座敷など60席を用意。パーティションを高くした個室タイプで、他のグループが気にならないようにした。30人までの団体客に対応する。
美智代さんが札幌で飲食店をしていた時のツテを使い、北海道の競りで落とした魚介類を空輸してその日のうちに提供。そのほか、特製ソースと絡み合う「札幌ちぢれ麺のラーメンサラダ」(780円)、生ラムを軽く焼いて食べる「ジンギスカン焼き」(880円)、裏メニューの「特大ホッケ」(40センチ=1,880円)、ふわふわの食感を楽しめる「軟骨入りつくね」(680円)なども「おすすめ」という。
「北海道と地元の旬な食材を楽しんでほしい。仲間と少人数でくつろぎ、ゆんたくできる場になれば。観光の皆さんも地元料理から気分転換に利用してほしい。忘年会や会合の場にも最適」と三喜男さん。
営業時間は17時30分~24時。