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石垣沖から黒潮にのせてヤシの実「愛のココナッツメッセージ」

「愛のココナッツメッセージ・やしの実流し」でヤシの実を流す

「愛のココナッツメッセージ・やしの実流し」でヤシの実を流す

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 ヤシの実にメッセージを託し石垣島沖から流す「愛のココナッツメッセージ・やしの実流し」が6月8日に行われた。主催は、渥美半島観光ビューロー(愛知県田原市)。

ヤシの実は黒潮にのって全国へ

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 「名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子(やし)の實(み)一つ」(岩波文庫「藤村詩抄」より)と歌われた「遠き島」を石垣島に見立てて行われる同イベント。1988(昭和63)年から行っているもので、今年が29回目。

 流されてヤシの実は、渥美半島の「恋路が浜」をはじめ、鹿児島、長崎、熊本、高知、愛媛、兵庫、和歌山、静岡、東京などに流れ着き、ヤシの実に託したメッセージから120を超える出会いのエピソードが誕生している。

 当日は、7時30分に「やしの実流し出発式」が行われて出航。8時から渥美半島からのヤシの実71個と石垣市よりの20個、合わせて91個のヤシの実が黒潮に託され一斉に流された。

 同プロジェクトを石垣市側で推進する石垣市観光交流協会の同協会の高倉大さんは「とてもロマンのあるイベントで、田原市と石垣市の交流の要になっている。ヤシの実を拾った方と流した方との対面式はとても感動的。長く続くように願っている」と話す。

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