千葉ロッテマリーンズが2月20日、石垣島キャンプを打ち上げた。

　初日から雨が続き、太陽の下での練習が少ないキャンプだった。最終日は曇り空の下、9時30分ごろ投手･野手全員がメーングランドでウオーミングアップを開始。キャッチボールの後、各グループに分かれ守備･打撃練習を行った。石垣島出身の大嶺祐太投手はメーングラウンドでバント処理や連係プレーなどのメニューをこなした。

　練習終了後、監督、コーチ、選手らが円陣を組み、里崎智也捕手の音頭で一本締め。20日間のキャンプを終了した。

　ボビー･バレンタイン監督は「雨で始まり雨で終わる結果となったが、選手たちは順調に練習を行い、ほぼ予定どおり消化できた。石垣島のファンの皆さんのおかげでいいキャンプになった。来年も会えることを楽しみにしている」と話し、大嶺投手については、「彼は非常に良い成長を遂げてくれた。これからの試合でその成果を見せてくれることを期待している」と語った。

　「雨の日もあったが、いいキャンプができた。チーム全体の調子もいい。今までやってきたことを生かしていきたい」（里崎捕手）、「天気は悪かったがいい練習ができた。地元でのキャンプは応援されていることを実感し気が引き締まった。開幕を1軍で始められるように頑張ります」（大嶺投手）と、それぞれ意気込みを語った。

　20日間のキャンプには、石垣市民や観光客など3万人余りの観客が訪れた。

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