「第5回JAまつりinやいま」が4月27日、JAおきなわ八重山支店構内(石垣市新栄町)で開催された。
同まつりは地域の消費者と生産農家、JAの交流を深めるとともに、地域の農畜産物の消費拡大や生産振興を図ることが目的。今年のテーマは「島をまるかじり」としている。
会場では、郡内で生産されたかぼちゃやインゲン、オクラ、たまねぎ、パイナップル、スイカなどの野菜や、熱帯果樹の苗や園芸作物などの植物が販売されたほか、石垣牛、牛汁などのコーナーも設けられた。先着100人にピーマンやなす、トマト、ゴーヤの苗が無料で配布されることもあり、会場には長い行列ができた。
イベントでは、こどもエイサーや八重山農林高校の芸能部による舞踊、スイカ早食い競走、懐かしのフォークソングショー、抽選会などが行われた。19時ごろからは、石垣島出身のミュージシャン・ミヤギマモルによる島唄ライブも開催。
JAおきなわ八重山地区本部長の山田惠昌さんは開催セレモニーで「たくさんの方にお集まりいただき感謝している。畜産物においては石垣牛が『地域ブランド』として認定された。地域住民の皆さんには、いかに地域のものがおいしいかを認識していただきたい。これからも利用者のサービス向上に務めていく」とあいさつ。
大浜長照市長は「これからも力を入れて、地域の畜産農業を大事にしたい。ものを作り、安全を提供することをしっかりとやっていただき、島のPRにつなげてほしい」と話した。
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