「八重山かまぼこの日」制定記念イベントが2月22日、石垣港離島ターミナル(石垣市美崎町)で開かれた。
八重山かまぼこは、昨年2月22日に特許庁に地域団体商標として商標登録された。八重山地方では2番目の地域団体商標登録となる。イベントはその日を「八重山かまぼこの日」と制定し、地域ブランド品として県内外にPRする日にしようと行われたもの。
イベントでは、八重山観光振興協同組合の東郷清龍組合長が「『八重山かまぼこ』として制定されたのは、先人たちの食に対する厳しさ、これまでの伝統があったからこそ。この日、かまぼこ店では割引などを行うので、皆さんに楽しんでほしい」とあいさつ。またマーミヤかまぼこの金城力社長も「八重山かまぼこの地域業者が一体となり、地元の皆さんの協力のおかげで地域ブランドとして制定された。これから一生懸命、地域の食文化のために頑張り、安心・安全なかまぼこを提供していきたい」と意気込みを語った。
イベントには大?髭長照石垣市長と大原正啓石垣市商工会長も出席。来賓を代表して大?髭市長があいさつし、「地域ブランドとして加えられたことはとても画期的。皆さんにはこれからも八重山かまぼこを愛好してもらい、全国に誇れる 八重山かまぼこの応援団になってほしい」と話した。
その後、関係者らによってテープカットが行われ、集まった地元住民や観光客に900個の八重山かまぼこが無料で配布された。