8月19日~23日に開催を予定する「南の島の星まつり2009」の実行委員会が7月16日、石垣市役所で開かれた。
今年は、イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡で宇宙を観測してから400年の節目であることから「世界天文年」と定められ、「南の島の星まつり2009」は世界天文年2009公認イベントとして実施される。
星まつり恒例のライトダウン星空観望会は、同22日18時から石垣港新港地区サザンゲート広場で開催。この日は市民や観光客、事業所などに、20時30分から21時30分までの1時間、ライトダウンを呼びかけ、星空を見ながらミニシアターやNPO八重山星の会による影絵、星空解説などを楽しむ。
また前日の21日には、ライトダウン前夜祭として「星空ステージショー」を開き、夏川りみさんやSkoop On Somebody、noraがステージを彩る。ANAインターコンチネンタル石垣リゾート(石垣市真栄里)では、同19日~22日、本格的なプラネタリウムショーを開催。上映は1日6回。入場無料だが予約が必要。そのほか、国立天文台施設公開や石垣島天文台での天体観望会、星まつり記念講演会など、多彩なイベントを予定している。
同実行委員会で、石垣島天文台の宮地竹史副所長は「ぜひ原点に返ってライトダウンに協力していただき、星空を再現してほしい」と呼びかけた。