12月1日からクリスマスイベント「サザンクロスクリスマス」を開催しているANAインターコンチネンタル石垣リゾート(石垣市真栄里、TEL 0980-88-7111)のロビーエントランスに、石垣島では初めてとなる「ジンジャーブレッドハウス」が飾られている。
今年のテーマは「サザンクロス(南十字星)」。同ホテル広報担当の吉牟田さんは「この時期に現れる南十字星に思いを込め、石垣島らしいクリスマスをイメージした。サザンクロスにちなんだオリジナルカクテルも用意しているほか、クリスマスツリーやジンジャーブレッドハウスの展示などさまざまなイベントがある」と話す。
石垣島初となる「ジンジャーブレッドハウス」は、欧米のクリスマスシーズンではなじみある「お菓子の家」。クッキーやパン、チョコレートなどで作られているが、飾っているのは展示用で食べることはできない。製作を担当したシェフは「展示用だが、『なんで食べられないの?』と思ってもらえるようににおいを出すなど工夫した。湿気と乾燥との戦いだった」と振り返る。一方で、「お菓子の家を食べよう」と題したイベントも企画。24日19時から、来館した子どもたちには無料で「お菓子の家」を食べてもらう。
中庭のシンボルであるファイヤーピット横には7メートルのクリスマスツリーを設置。「今回は大人の雰囲気を演出するため、シックに仕上げた。星空の下で特別な時間を過ごしてもらえれば」と吉牟田さん。南十字星をイメージしたオリジナルカクテル「サザンクロス」(900円)は、「完全な愛」を意味するリキュール「パルフェタムール」と「郡か星(むりかぶし)」という泡盛を使用した限定カクテル。ホテル内「トロピックス ラウンジ&バー」で提供する。
今月23日~25日はサンタクロースも登場。記念撮影に応じ、子どもたちにはプレゼントも用意する。開催時間は11時~18時。24日19時からはいしがき児童合唱団によるクリスマスコンサートも予定する。