石垣市がプロデュースする「TsunDAM(つんだみ)」ブランドの第2弾商品、石垣島パパイヤカレー「ゆくいが行く」の販売が1月22日から始まった。レストランや移動スタンド、冷凍パックでの販売で石垣島のパパイアをアピールする。
パパイアは熟す前の青パパイア、完熟した赤パパイアと1つで2通りの食べ方ができる食材。「ゆくいが行く」はその特性を生かしたカレーで、青パパイアの食感と苦みを加えた「緑カレー」、赤パパイアの甘さの中にスパイスをきかせた「赤カレー」の2種類を用意。市民から公募したアイデアと専門家の知識と工夫で誕生したオリジナルカレーで、100%植物性にこだわったヘルシーカレーに仕上げた。
初日は同商品を製造販売するホテル日航八重山(石垣市大川)でオープニングセレモニーが行われ、大濵長照石垣市長は「ぜひヒット商品にして、石垣島に行ったらこんなすごい凄いカレーがあると全国に広めていきたい」と期待を寄せた。同ホテルの川口正行総支配人も「石垣発展のために、一つの起爆剤として多くの観光客の方に試してほしい。地元の皆さんにもぜひ広めてもらいたい」とアピール。
同ホテルのレストランでは、赤と緑が同時に味わえるスタンダードスタイルの「パパイヤカレー」(1,200円)、1日10食限定の「プレミアムレッドカレー」(2,000円)を提供。プレミアムカレーは赤パパイアをそのまま器に使っている。またテークアウト用のカップタイプは、少なめの「ゆくい盛」(400円)、「ふつう盛」(500円)の2種類。冷凍パックは1パック400円で販売する。
移動スタンドは石垣空港や石垣港離島ターミナルなどキャラバンで販売。23日から1週間は離島ターミナル、2月は空港で販売を行い、カップタイプと冷凍パックタイプを販売する。今後のスケジュールなどは、石垣市パパイヤ研究所のホームページで確認できる。