プロ野球の春季キャンプが2月1日、一斉にスタートした。石垣島では千葉ロッテマリーンズが4年目のキャンプイン。新球場も供用を開始した。
練習に先立ち新しくなった石垣市中央運動公園野球場のオープニングセレモニーが行われ、ロッテ球団の瀬戸山隆三社長、西村徳文監督、選手会長のサブロー選手、中山義隆石垣市長がテープカット。島産野菜や石垣牛など寄贈品の贈呈も行われた。
チャンピオンフラッグがはためくグラウンドで、10時に練習にスタート。全員でウオーミングアップした後、野手と投手に分かれて守備練習やノックなどを行った。
投手陣は全員がブルペン入り。5年目となる大嶺祐太投手は里崎智也捕手を相手に79球を投げ込んだ。昨年は3勝6敗と振るわず、「チームは優勝したが自分は何もできなかった」と大嶺投手。「期待を裏切ってしまったので、今年は1年目、2年目のような勢いのあるストレートを取り戻し必ず2けた勝利したい」と誓う。
前日にファッションショーをしてユニホームの着心地を確かめたというドラフト1位入団の伊志嶺翔大選手。「ロッテの一員になれたことを改めて実感した。まずはケガをしないで1年間戦える体力と技術力アップを図り、1軍のスターティングメンバーに呼ばれるよう頑張りたい」と笑顔を見せる。
初日の練習を終えて西村監督は「その選手も良く体が動いていた」と評価。そして「スローガンの『和』の通り、全員で一つになってリーグ優勝、2年連続日本一を果たしたい」と意気込みを語った。
キャンプは24日まで。4日、9日、14日、19日は休日。