石垣に9月25日、「YAEYAMA UDON 多楽製麺」(石垣市美崎町、TEL 0980-87-7132)がオープンした。石垣島へのうどん専門店の出店は初めて。
代表の倉田昌弘さんは2001年に大阪から移住。大阪時代からバーテンダーを続けてきたが、7年前からうどん店の開店を夢見てきた。自家製麺を作るために東京の「たぬきうどん」の学校で学んだ。その後、半年間試行錯誤を繰り返し、「ようやく自分が食べて『おいしい』と思うものを提供できるようになり」、満を持しての開業となった。
店名の「多楽」は倉田さんの名字を反対から読ませ、「多く楽しんでほしい」と願いも込めた。「うどんはヘルシーな食べ物。製麺室で湿度・熟成時間をしっかり管理している。自家製麺、軟水、国産小麦、石垣の塩で勝負する」という。
店舗面積は30坪。元は焼き肉店だった店内を3カ月かけて全面改装した。カウンター、テーブル、座敷を合わせて40席用意。スタッフは4人体制。
倉田さんの「おすすめ」は、「ぶっかけうどん」(480円)、「肉みそうどん」(750円)、天ぷらうどん(950円)、「トッピング」(=温泉卵、天ぷらのエビ、カボチャ、ナス、ちくわ、四角豆、100円~)、大盛りは50円追加。炊き込みごはん(200円)など。
「お子さんからお年寄りまで来ていただけてうれしい。本土には負けない味と自負している。一度食べていただければ。和気あいあいとした雰囲気を目指したい」という。
営業時間は、11時30分~14時、17時~24時。