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石垣・八重山商工高校で就職ガイダンス--経営者が求める人材とは

講話を行うシステムクォート(東京都千代田区)社長の青木豊さん

講話を行うシステムクォート(東京都千代田区)社長の青木豊さん

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 石垣の八重山商工高校で「就職ガイダンス」が12月7日、2学年生の生徒141人を対象に行われた。東京中小企業同友会の協力で、20年以上継続して行われている。

地元石垣からはハブクリエイト社長の喜納正雄さんが講話

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 企業経営者から就職講話を通して職業観を育成し、生徒の進路意識を高め、早期の進路決定の実現を図るのが目的。仲宗根勝教頭は「本校は進学、就職率が90%以上と高いが、雇用環境は厳しさを増している。この機会に企業からどんな人が求められているのか学んでほしい」とあいさつ。

 講師には、地元石垣市内に本社を置くハブクリエイト(石垣市大川)社長の喜納正雄さんと、システムクォート(東京都千代田区)社長の青木豊さんを迎えた。

 企業が求める人材について、喜納さんは「経営者の感覚で考えてられる人、あいさつがきちんとできコミュニケーション能力が高い人、問題解決能力の高い人」の3点を挙げ、「ここ20年間、景気は沈んでいるが、逃げずに与えられた環境に対応してほしい」などとアドバイスした。

 さらに、「どんなことでも2日間悩み抜けば解決できる。就職したら最低3年間は頑張ること。人間思い込みが大事。2年思い込んだ人と10年思い込んだ人の結果は違う。いい人生を送ってほしい」とエールを送った。

 青木さんは「指示待ちではだめ。自分から積極的にアクションする人間になってほしい。面接では自然な笑顔で対応できるかをチェックする」などと話した。

 就職ガイダンスは、八重山高校と八重山農林高校でも就職希望者を対象に行われた。

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