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石垣で「なでしこジャパン」の3人が講演

体幹トレーニングを紹介する大儀見優季選手

体幹トレーニングを紹介する大儀見優季選手

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 サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の大儀見優季さん、永里亜紗乃さん、熊谷紗希さんが6月12日、「スペシャルトークショー in 石垣島『世界で戦う為に』」を行い、約200人の市民が会場に駆け付けた。

石垣島キャンプの合間に市民に触れ合うなでしこの3人

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 3人は11日~13日、「サッカーパークあかんま」でキャンプを行っている。大儀見さんの夫でありメンタルトレーニングコーチの大儀見浩介さんが司会、大儀見選手の専属トレーナーで体幹トレーニングのスペシャリスト、木場克己さんも交えてのトークショーとなった。

 ワールドカップで世界の頂点に立った「なでしこジャパン」について、大儀見選手は「日本チームは戦術理解力に長け、組織力は世界で通用する」。熊谷選手は「世界一であり続けるためには個人の能力を上げるに尽きる」。永里選手は「ドリブル、パスの質を上げるのが鍵」と振り返り、印象的だったシーンを語った。

 大儀見選手はドイツ・ポツダムに所属し、3年連続リーグ優勝、ブンデスリーガの得点王に輝いた。その背景には「木場トレーナーと行った体幹トレーニング」の成果があるという。

 木場トレーナーは、体幹トレーニングの一つであるステップを八重山高校サッカー部の生徒も舞台に上げて大儀見選手と比較、大儀見選手はブレない上半身のステップを披露した。大儀見さんは「今までできなかった動きができるようになり、ペナルティーエリアで2人を抜いてのシュートなど、ゴールのバリエーションを増やすことができたことが得点王につながった」と話した。

 熊谷選手は「今後も成長できるように精いっぱい頑張りたい」。永里選手は「石垣島の人たちのやさしさと子どもたちの元気さを感じた」。木場さんは「石垣島はスポーツの環境が整っているため、多くのスポーツマンに伝えたい」と締めくくった。

 聴講した八重山高校1年の西原玲央さんは「自分たちは小さな舞台でサッカーをしているので、世界を相手に戦っている人の話を聞けて刺激を受けた。体幹トレーニングを見直して世界で負けないディフェンダーになりたい」。

 真喜良小6年の福島萌さんは「まさか世界のトップの選手に会えるとは思ってもみなかったので言葉では言い切れないくらいうれしい。体幹トレーニングで技術を磨きたい」と感想を漏らした。

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