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石垣でハシケンさんがソロライブ、アコースティックギターとウクレレで

バーのオーナー今村さんとのセッションシーンも

バーのオーナー今村さんとのセッションシーンも

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 シンガー・ソングライターのハシケンさんが「南の島ツアー」を開始し、11月12日から2日間、石垣市内でライブイベントが開かれた。

カフェ「朔」で音楽とスイーツを楽しむ観客

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 ハシケンさんは埼玉県出身で、現在奄美大島に在住。全国で奄美民謡「ワイド節」を歌ってきたことが認められ、2006年には奄美の観光大使を委嘱されている。同ライブは、九州や沖縄などを巡る南の島ツアーの一環で企画され、石垣島でのライブがツアーのスタートとなった。

 12日はジャズバー「すけあくろ」(石垣市大川)で演奏。「風」「セッション」「星と巡る日」などのオリジナル曲や「ワイド節」などの民謡のアレンジ曲を披露。ワイド節では「サーサー」と会場からも大きな掛け声が上がった。途中、バーのオーナー・今村光男さんがウッドベースで飛び入り参加。「凛(りん)」「気楽にラフにクール」「美しい島(くに)」などをセッションし、会場は盛り上がりを見せた。

 13日には「トラベラーズカフェ朔(さく)」(登野城)でスペシャルイベント「音楽とスイーツ~心地よい音楽とおいしいスイーツで特別な夜を~」を開催。カウンターにはスイーツバイキングのコーナーが設けられ、観客は手作りのスイーツを楽しみながらハシケンさんのライブに酔いしれていた。

 ライブの最後にハシケンさんは、「今日はありがとう。私が考えている曲のイメージとは違うイメージでもそれぞれ描いてもらい、各人自分が入り込める曲になっていたらうれしい」と話し、エンディング曲に「感謝」を歌った。

 初めてハシケンさんのライブを聞いたという30代女性は「声がいいし情景が浮かんできてとてもいいライブだった。闘牛の話など聞けて奄美に興味が湧いた」と満足した様子で会場を後にした。

 同ライブツアーは12月17日まで、各地で開催予定。

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