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石垣島の特産品をリデザインするUSIOプロジェクト、採用デザイン発表

斬新な10作品が採用(詳細はホームページへ)

斬新な10作品が採用(詳細はホームページへ)

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 石垣島の特産品をリデザインする「USIO Design Project(ウシオデザインプロジェクト)」のデザイン審査が12月13日に行われ、WWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」(石垣市白保)で速報の審査報告発表会が開かれた。

審査発表会はウェブで動画配信も

 同プロジェクトは石垣島の加工食品、工芸品、農水産物など10品目の特産品を世界中のクリエーターにリデザインしてもらい、石垣島の魅力を再発見し新たな価値を見いだすことを目的とした石垣市とロフトワーク(東京都渋谷区)の共同プロジェクト。潮と潮がぶつかる豊かな潮目のように人や物、文化といったさまざまな流れの潮目が石垣島で生まれることを目指して「潮(うしお)」の名を冠し、東京・石垣・台湾のそれぞれオフィスをつないでプロジェクトが進められている。

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 デザインの募集はインターネットを使った公開公募。約1カ月半の公募期間中、商品の背景を伝えるストーリーの公開や東京・台湾などでのワークショップやトークセッション、東京オフィスのカフェ「Fab Cafe Tokyo」で特産品を使ったメニューを開発・提供するなど、さまざまなイベントを展開。対象アイテムの魅力や裏のストーリーをいかに伝えるか工夫を凝らした公募を行った。

 公募には国内外のクリエーター204人・431作品の応募があり、スマイルズ社長・遠山正道さん、台湾デザインセンター執行長・陳文龍さん、離島経済新聞社社長・鯨本あつこさん、ロフトワーク社長・林千晶さんによる審査で採用作品が決定。

 審査発表会では審査員4人が登壇して総評や採用デザイン作品を発表。地域とデザインをつなぐ可能性などについてのトークセッションが行われ、各プロダクトの生産者や担当者らからも質問や意見が飛び交った。デザイン発表が行われると生産者からも拍手が起こるなど、終始和やかなムードの中、行われた。

 林さんは審査総評の中で、「今回『石垣の魅力を外の視点から』という観点から国を超えた審査の形を意識的に行ってみたが、海外から見たときの日本の魅力というものも審査を通じて発見できた」と振り返り、「これから採用デザインがどのように洗練されていくか楽しみ」と今後の取り組みへの期待を込めた。

 今後は商品化に向け業者やデザイナーとの協議の中で調整を行い、来年4月に販売を開始する予定。

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