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石垣でドキュメンタリー「天のしずく」限定上映-命の尊厳考え直す

12月22日のみの上映。上映後に手作りポタージュスープの販売も(画像提供=天のしずく石垣島上映実行委員会)

12月22日のみの上映。上映後に手作りポタージュスープの販売も(画像提供=天のしずく石垣島上映実行委員会)

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 石垣・市民会館中ホールで12月22日、「農」と「食」を通して、人の命の尊厳をあらためて考え直すドキュメンタリー映画「天のしずく」が1日限りで上映される。

 映画は、料理家・作家の辰巳芳子さんを追った記録。辰巳さんは食を通して日本の自立を考え、自分たちが食べるものは自国で賄う必要があると考えてきた。地球規模の異常気象や人口問題などで、食料輸入が困難になる時代が迫っていることから、モノを大量消費する西洋型の文明から転換し、「この国が持つもの、持たざるもの」を識別し、分際をわきまえることを説く。

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 辰巳さんの父の最期をみとったポタージュスープは、全国で多くの人に飲まれ「いのちのスープ」として静かな感動の輪を広げている。スープ作りの「作法」は多くの人に伝承され、病院スタッフが総出で教えを受け、患者に提供するシーンも。

 石垣では、自主上映に向け実行委員会を結成、10月13日に試写会を開いた。上映後に「作る人、食べる人のことを考え、気持ちを込めて料理を作るようにしたい」「いろいろなポタージュスープを作ってみたくなった」「自分の身近な人に、その人のためのスープを作ってあげたいと思った」「人と人が紡いでいく愛と命について、美しい言葉と映像、音楽で表現されていて感動した」と感想を集約した。

 実行委員会は、上映後に手作りポタージュスープを販売するという。

 上映時間は15時~17時と19時~21時の2回。15時の部は予約で無料託児を受け付ける。前売り券は、一般(1,100円)、小中高生(900円)、当日券(1,300円)。前売りチケットはタウンパルやまだ、きょうはん、パーラーさんご、スーパー川満で販売する。問い合わせはイトダ(TEL 090-7147-1012)、イチノセ(TEL 090-5082-8513)まで。

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