食べる 見る・遊ぶ

石垣に新たな観光施設-牧場と加工所併設、北海道の特産品も

自社製品の有機野菜、アグー豚、黒毛和牛、加工肉、ジュースやジャム、パイナップルなどが並ぶ

自社製品の有機野菜、アグー豚、黒毛和牛、加工肉、ジュースやジャム、パイナップルなどが並ぶ

  • 0

  •  

 石垣のやえやまファーム崎枝農場(石垣市崎枝)内に4月5日、畑のマルシェ崎枝店(TEL 0980-84-4545)がにオープンした。美崎町店に次ぐ2店舗目。

展望台に上がれば9万坪のファームや石垣島広域を一望できる

[広告]

 店舗面積は30坪。沖縄県から6次産業化推進補助事業の認定を受け、加工所と併設する。経営はやえやまファームで、自社製品の有機野菜、アグー豚、黒毛和牛、加工肉、ジュースやジャム、パイナップルなどが並ぶ。

 同ファームはJAS有機認証を取得、自家製の発酵肥料や天然の虫よけ資材などを使って、おいしく栄養価の高い野菜作りをしている。トマトや島らっきょ、たまねぎ、にんじん、キャベツなどが並ぶ。

 牧場で飼育するアグー豚には、生産するパイナップルの絞りかすを与えて育て「南ぬ豚(ぱいぬぶた)」と商品名を付けた。黒毛和牛とともに、精肉のほか、ハムやソーセージに加工して販売する。

 総務課の平田カンナさんは「観光の皆さんには石垣島の地産品を提供するが、市民の皆さんには北海道の商品でプチぜいたくを楽しんでほしい」とグループ会社の北辰フーズから北海道の商品を取り寄せる。ケーキやアイスクリーム、ジャム、ゼリーなどのスイーツを中心にディップやチーズ、ヨーグルトなどもそろえる。

 同ファームは観光施設としても整備を行い、馬の放牧、ジャージー牛、ヤギ、羊、ダチョウ、アヒルなどの飼育見学や一部動物に餌をやる体験もできる。ファーム内を走る列車型車両にも乗車でき、展望台に上がれば9万坪のファームや石垣島広域を一望できる。

 4月5日・6日にはオープニングイベントを行い、1680人が来場した。「予想を大幅に上回る来場に驚いた。観光客も地元の皆さんも、家族みんなで楽しんでいただけるファームにしたい」と平田さん。

 営業時間は10時~18時(冬季は短縮あり)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース