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石垣に多国籍料理店-石垣島の食材を自在にアレンジ

場所はやまだ書店はす向かい

場所はやまだ書店はす向かい

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 石垣で12月5日、「ごはんや 六花(ろっか)」(石垣市大川、TEL 070-1947-5859)が開店した。タイ、インド、イタリア、フランス、スペイン、日本など、6カ国以上の多国籍料理を作ることから、店名を付けた。

「今後も好きなタイの屋台の雰囲気を出せるよう手を加えていきたい」という

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 店主は中村衣里さん。大阪で他国籍料理を10年間経験し、7年前に石垣へ移り、大型ホテルや居酒屋チェーンで腕を磨いてきた。「今までの経験を生かして自分が自由にカスタマイズできる店を持ちたい」と、同店を開いた。

 店舗面積は15坪。席数はテーブルとカウンター席で18席。内装は自らペンキを塗るなどしたが、「今後も好きなタイの屋台の雰囲気を出せるよう手を加えていきたい」という。各テーブルにはタイの調味料、ナンプラーを置く。2人で対応する。

 「石垣島の食材、特に野菜は面白く、料理していて楽しい」と中村さん。決まった食べ方にこだわらず、豆腐ようのコクを生かした「カルボナーラ」や、アサリの海の香りをアーサーで引き出したボンゴレビアンコ(以上900円、パン付き)などをメニューに加える。

 中村さんの「おすすめ」は、「スペアリブロースト レモングラス風味」(1,200円)、「八重山そばのRedカレーヌードル」「島オクラとひき肉のバジル炒めごはん」(以上850円)など。

 ディナーは、青パパイアで作るタイ北部のサラダ「ソムタム」(680円)、出身の大阪定番メニュー「どて焼き」(550円)、アンチョビーの代わりに沖縄の珍味、ワタガラスを使った「バーニャカウダ」(850円)、「島豆腐のシーザードレッシングサラダ」(750円)など。

 メニューに幅があるため「嗜好(しこう)の違う3人で利用しても皆が味を楽しめる店にしたい」という。夜はドリンクだけの注文も歓迎で、タイのチャーンビール(600円)も注文できる。

 営業時間は11時~15時(ランチ)、18時~24時(ディナー)。日曜のランチは休み。

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