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石垣で串カツチャレンジが話題に-「2人で100本食べたらタダ」

手際よく串を揚げるスタッフ

手際よく串を揚げるスタッフ

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 石垣の串カツ店「れんがや」(石垣市美崎町、TEL 0980-83-9400)が、「2人で2時間以内に100本食べたらタダ!!」という企画で話題を呼んでいる。

肉類、魚介類、野菜類など満遍なく提供される

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 同店は昨年4月にオープン。串カツ1本100円からと安価で、大阪出身の店長、荒井めぐみさんの「ソースの2度漬け禁止やで」など「大阪風接待」で人気がある。

 荒井さんは「石垣はゆったりしているので、フードチャレンジをする店は少ない。当店は大阪スタイルを売りにしているので、地元活性化のイベントとして発信していきたい」という。

 ルールは、2人で2時間以内に合計100本を食べれば無料となり、協賛の請福酒造から「紀州南海梅」を古酒で漬けた「にごり梅酒」が進呈される。食べ切れない分は1本当たり100円で精算をするが、残念賞としてサントリー沖縄からウイスキーグラスが贈られる。

 先月から4組が挑戦し、2組が成功。1組は女性ペアで、残り時間1分でぎりぎり完食。1人が65本も食べたという。もう1組は男性2人組だった。失敗は2組で、80本と92本でギブアップしている。

 12月14日、5組目となる市内在住の40代男性2人が挑戦した。2人はフェイスブックのグループ「石垣島食べある記」で挑戦者を募って知り合い、この日が初対面。そのほか3人が挑戦の様子を見守ろうと、応援に駆け付けた。

 挑戦者は串の種類を選ぶことはできないが、肉類、魚介類、野菜類など満遍なく提供される。最初に30本が揚がり、スタート。中には300円するジャンボエビや、200円の空揚げも。

 2人は10分で15本、次の20分で15本ずつと30分で計60本をたいらげ、まずまずのペース。次の20分で10本ずつを食べ、残り1時間10分で10本ずつを食べれば完食に。

 その後、1人はいいペースで早々と10本を食べ50本食べ切ったが、もう1人が42本を食べたところで気分が悪くなったためギブアップした。飲料代も含め1万1,700円の精算となった。

 「ジャンボエビ3本、空揚げ2本、ジャガイモ2本がかなりこたえた。最後の紅ショウガで気分が悪くなってしまった」と残念そう。50本食べた男性は体重が1.9キロ、もう1人は1.4キロ増加したという。「またリベンジしたい」とも。

 「これで店が3勝目。やせの大食いタイプの人がいると成功率が高いようだ。胃袋に自信がある人はぜひ挑戦してほしい」と荒井さん。 

 営業時間は15時~翌1時(土曜・日曜・祝日は17時~)。チャレンジは要予約。

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