石垣でロッテが紅白戦-1軍が5対2で2軍に逆転勝ち

ポカポカ陽気の中、3000人が足を運んだ

ポカポカ陽気の中、3000人が足を運んだ

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 石垣でキャンプ中の千葉ロッテマリーンズが2月14日、紅白戦を行った。気温は22.6度まで上がるポカポカ陽気の中、市民や来島中のファン3000人が球場に足を運んだ。お気に入りの選手のユニホームに身を包む観客も。

大嶺翔太内野手は、2打席目で左前打を放ち、地元ファンから歓声も

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 試合は2軍が先攻で白組、1軍が後攻で紅組。5対2で1軍が逆転勝ちした。白組は3回と5回に1番から3番の荻野、高濵、肘井らが安打で1点ずつ加えたが、5回裏に加藤が二死満塁から中前打で2点を返し同点にした。7回裏には根元の3塁打、ルーキー中村の左前打で2点を追加した。8回裏にも1点を追加しての勝利となった。

 投手は石川、川満投手を初め、1回または2回で次々と交代してマウンドに上がり、ファンを楽しませた。地元出身の大嶺祐太投手の登板はなかったが、弟の大嶺翔太内野手が3回表から出場、2打席目で左前打を打ち、地元ファンから歓声が上がった。守備もサードとショートをそつなくこなした。

 市内から観戦に来た仲里美智子さん、嶺井一美さんは「初めて紅白戦を見た。ピッチャーの球の速さと、キャッチャーの球を受け取る音が大きく、テレビでは見られない臨場感があった。プルペンで二木投手を見ていてバッターになった気分も味わえた。今年は大嶺兄弟と二木投手を中心に応援したい」。

 東京から駆け付けた石渡智哉さんは「4年ぶりに3泊で訪れた。荻野選手のファンだが攻守で活躍してくれて良かった。ルーキーの田中投手もブルペンでいい球を投げていた」という。

 石垣島キャンプが始まって以来、毎年千葉から訪れるという川島誠一さんは「今年は6泊で応援しに来た。ルーキーの脇本、香月選手に注目している。紅白戦はルーキーの活躍が目立った。中堅の選手もこれから調子を上げていくだろう。今シーズンが楽しみ」と話した。

 2月15日も12時50分から紅白戦を行う。2軍の石垣島キャンプは15日まで。

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