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千葉ロッテ石垣キャンプ打ち上げ-伊東監督「考えていたメニューを消化できた」

最後に岡田選手会長が手締めをした

最後に岡田選手会長が手締めをした

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 千葉ロッテマリーンズの石垣島キャンプが2月20日、打ち上げとなった。同日に沖縄本島に移動し、21日からオープン戦に入る。

泥だらけになって伊東監督からノックを受ける吉田裕太捕手

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 今年のキャンプは天候に恵まれ、雨の影響をほとんど受けずに全日程を終了した。最終日は伊東監督自らバットを持ち、野手を相手にノックした。最後の練習では3人の捕手(田村龍弘、吉田裕太、寺嶋寛大選手)を相手に300本ノック。ミスキャッチやワンバウンド返球はカウントが0に戻るというもので、途中カウントが0に戻ると「夕方の飛行機に乗れなくなる」と笑いも。泥だらけになってキャッチする様子を見て「ようやくキャンプらしくなってきた」と伊東監督。

 石垣保育所の園児35人は45分間歩いて球場へ。各自手作りしたロッテの旗を振って「頑張って」と応援した。石垣市在住の具志堅恵美子さんは「散歩コースを変えて応援に来た。井口選手、唐川選手のファン。今年は優勝してほしい」と話した。

 全体練習終了後、選手・スタッフ、石垣市関係者が円陣を組んだ。岡田幸文選手会長は石垣市関係者へお礼の言葉を述べ、スローガンを再確認。「みんなが一つになって戦っていきましょう」と締めくくり、手締めを行った。

 伊東監督は石垣島キャンプを総括し「天気に恵まれ、大きなけがもなく、考えていたメニューを消化できた。いよいよ実戦での厳しい戦いが始まる。早い時期から勝ちにこだわりたい」と気を引き締めた。開幕投手については「まだ決めていない。福岡での3連戦全部が開幕だと思っている。勝ち越して地元に戻りたい」。地元出身の大嶺翔太内野手については「しっかりとプレーをアピールでき、期待のできる選手になってきた。実戦でもがんばってほしい」と激励した。

 大嶺兄弟の祖父、武弘さんも毎日キャンプに足を運んだ。祐太投手に対しては「あまりピッチングの練習は見られなかったが、自分のペースで活躍してほしい」、翔太内野手には「昨年に比べ、守りが確実になったという印象。今年もけがなく頑張ってほしい」とエールを送った。

 今年からニコニコ生放送のキャンプ中継も行われた。2月1日~19日の延べ平均アクセスは4万3733。紅白戦初日の14日は5万5663、2日目の15日は5万889を記録した。20日までの総計では70万を超えるアクセスがあり、千葉を中心とするファンらがインターネットを通してキャンプの様子を見守った。

 チームは21日に中日と北谷球場で、22日に広島とコザしんきんスタジアムでオープン戦を戦い、24日以降も各球団と試合が組まれている。

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