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石垣空港近くに紅芋使ったそば店「ちゅら紅っこそば」 そば独自開発

紅芋そば(200gで200円)は、店頭販売のほか全国発送している。

紅芋そば(200gで200円)は、店頭販売のほか全国発送している。

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 石垣空港のすぐ近くに、紅芋を麺に練り込んだそば店「ちゅら紅っこそば」(石垣市白保、TEL 0980-86-8960)が4月10日にオープンした。

紅芋そばつけ麺には、パパイアの小鉢も付いている

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 米盛興蔵さんと妹で「やちむん館さむさら」を経営する池原美智子さんが共同で始めた。米盛さんは石垣島でブランド化された紅芋「沖夢紫」の味にほれ込み、いろいろなものに加工して直売する6次産業化を目指した。これまで、紅芋はその甘さからお菓子に加工されることが多かったが、米盛さんは「食材として優れた紅芋『沖夢紫』はお菓子に加工するだけではもったいない、いろんな食品に加工していきたい。また、生産者自ら加工・販売して自由度を高めたい」という思い入れがあった。

 通常の八重山そばに紅芋を40%配合したそば「ちゅら紅っこそば」を開発し、商品化にこぎ着け、紅芋の加工食品を広く知ってもらうために、そば店をオープンさせた。

 メニューは、通常の温かいそば(汁そば)と冷たいそば(つけ麺)はそれぞれ500円、ふかし芋は1皿100円(600グラムのパック入りは500円)で提供している。そのほか、おいもごはんのおにぎりをメニューに加える予定。今後も紅芋だけでなく島野菜を加工した商品開発を行い、定番化させて行く予定。

 ちゅら紅っこそばの店舗は、すぐ近くに食品加工所や畑があり、見晴らしのいいテラスからは畑の向こうに海が見渡せる。近くの畑は島バナナやグアバなど熱帯果樹を植えており、「畑から採ってきたものをそのまま、ここで食べたり飲んだりしてほしい」と米盛さん。

 営業時間は11時~15時。水曜定休。

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