3月から「南ぬ島石垣空港」にソラシドエアが就航したことを受け、石垣市観光交流協会(石垣市浜崎町1)では現在、九州地区からの新しい客層を取り込む活動を加速させている。
同協会事務局長代理の高倉大さんは「より多くの方に石垣を訪ねていただき、島の魅力を体験してもらいたい。ソラシドエアの就航は、宮崎をはじめ九州エリアから誘客するチャンス」と話す。同協会では5月24日に「フローランテ宮崎」で開催された「沖縄フェスティバル」に参加。在宮崎のエイサー団体による演舞、石垣市出身アーティストの成底ゆう子さんによるライブステージに加え、ミス八重山も登壇して石垣島の魅力をアピールした。
高倉さんは「『乗り継ぎ時間が良く、ぜひ行ってみたい』『沖縄の海でマリンスポーツを楽しみたい』などの声が聞かれ、うれしかった。協賛のソラシドエアのスタッフも交えて『おかえり南ぬ島』に合わせて一緒に踊り、会場が盛り上がった」と当日を振り返る。夏を控えて「九州各地からの誘客は石垣島の発展に大きなパワーになる。これからも積極的に各地でのPR活動を展開していきたい」と抱負を話す。