話題作や往年の名作を一挙に上映する「第5回石垣島シネマフェスティバル」が1月7日・8日、石垣市民会館で開催される。
全国公開に先駆けての先行上映される「ポエトリーエンジェル」の作品ポスター
映画館で作品を見る機会の少ない八重山で開かれる同映画祭。入場無料ということもあり、毎回多くの人々でにぎわう。今回も、大ホールと中ホールは、中央、左、右、左後ろ、右後ろのほか、スーパーウーハー(超低音)の機材を持ち込み立体音響(サラウンド)で上映。展示ホールも稼働させて作品を連続上映する。
今回は注目作品が多く、映画ファンや子どもたちから期待する声も多いという。大ホールでは、「ペット」「パディントン」「ゴーストバスターズ」「ジュラシック・ワールド」「ルーム」「ヴィジット」を上映する。
小ホールでは、「天国から来たチャンピオン」「ポエトリーエンジェル」「シェフ」「貌切りKAOKIRI」「雨に唄えば」を上映する。「ポエトリーエンジェル」は全国公開に先駆けての先行上映。「貌切りKAOKIRI」ではプロデューサーのあいさつも予定する。
展示ホールでは、八重山を描いたドキュメント「太陽のふるさと」、淀川長治さんの解説付き無声映画「ロイドの要心無用」、「かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち」を上映する。
主催する石垣市企画部観光文化課で石垣市民会館を担当する武松宏明さんは「石垣島の映画館が閉館してから大画面・立体音響で映画を楽しむ機会がなくなった。この映画祭の持つ役割は大きい。今回もみなさんの期待に応えたラインナップ。ぜひ映画の持つ魅力を感じてもらえれば」と呼び掛ける。