現代版組踊「オヤケアカハチ~太陽の乱~」に取り組むウイングキッズリーダーズが7月19日、石垣市民会館(石垣市浜崎町)大ホールで夏公演「結ぬ島風(ゆいぬしまかじ)~星々を紡ぐ結の詩~」を行う。
ウイングキッズリーダーズには、八重山在住の小学4年生~高校3年生のおよそ80人が参加している。指導するのは演出家の比屋根秀斗さん、ダンス指導は大浜ひかるさん。同団が夏公演を行うのは、今年で5回目。
ストーリーは、中学生の「ヒロキ」たちが学校でうわさになっているお化けの真相を探るため、とある浜辺に行き一人のキジムナーと出会う。キジムナーと出会うことで大切な約束を思い出す子どもたちと、子どもたちと出会うことでキジムナーの忘れてはいけない約束を思い出すというもの。
舞台音楽をサポートするのは、池田真作さん、西島本聡さん、岸本峰子さん、波照間剛さん、イケマケンさん、知念輝行さん。
蠣崎莉緒さん(八重高3年)は「高3にとって最後の夏公演なので後悔の無いようにしたい。直前の一週間は毎日稽古だったメンバーもいる。この努力を舞台に全身で出し切りたい」と意気込む。
ダンス指導をする大浜ひかるさんは「不安もあるが、子どもたちの頑張る力を信じて、舞台に送り出したい」と話す。
チケットは1500円。当日券も販売する。昼公演は13時より、夜公演は18時より。問い合わせは主催するやいま浪漫(ろまん)の会(TEL 080-6491-4504)。