石垣市内各地で10月14日、島の学びプロジェクトとして全20講座を展開する「石垣みらいカレッジ」が開校する。市制70周年記念事業として市が主催する。
同講座は手仕事やまちづくり、経営など商工分野の領域で、暮らしと未来を考えるさまざまなプログラムを展開。一部の講座で材料費などの費用負担があるが、基本的に無料で受講できる。
俵万智さんの総評とともに発表される「島の織物を詠む」などの公募企画型は、開校式の10月14日より応募用紙を配布する。「創造する経営 アイランド・ベンチャー 未来のテーブル」などの公開講座は申込不要で、直接会場に行って参加できる。「島の音を奏でよう三板(さんば)deサンバ」など事前申込の必要な講座もある。
講座は一つから受講可能で、開校式当日に全講座の詳細発表や受講受付を行う。修了式は2018年3月4日。
石垣市民会館中ホール(石垣市浜崎町)で行われる開校式では、石垣島の手仕事を追ったショートムービーを初上映するほか、カレッジ応援隊としてSelsatiの比嘉舜太朗さんと西原和希さんのミニライブや、同市観光アドバイザーの谷口正和さんをコーディネーター、川平ファームの橋爪雅彦さんと書道家で芸術家の川邊りえこさんをそれぞれゲストスピーカーに迎えたトークセッションも行われる。事前予約は不要で、先着300人に記念ピンバッチも進呈。