気象庁の発表によると、大型で非常に強い台風8号が7月9日18時、中心気圧935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートル、時速30キロの速さで沖縄地方に接近してきている。7月10日夜に石垣島と西表島を直撃する恐れという。
石垣島気象台によると、10日朝から昼前にかけて暴風警報を発令する見込み。石垣島と西表島への最接近は夜の早い時間を予想、11日未明には暴風警報を解除できると予想している。
石垣市内のスーパーマーケットでは、カップ麺・インスタント麺の棚が空になるほどの買い込みや、漁船の陸上げ、店舗などへのネット張りなど台風対策を行っている。
10日は、離島航路(八重山観光フェリー・安栄観光)は全航路全便の欠航を決めている。航空便も、10日に宮古・石垣空港を発着する便は、終日運行が厳しい状況となっている。