文化・観光・ものづくりの創造拠点「シマノバ(SHIMANOVA)」が2月15日、石垣市民会館(石垣市浜崎町)にオープンした。
石垣市では昨年策定した「文化観光振興プラン」に基づき、「伝統文化を活用した新しいものづくり創出事業」として2018年11月、公募により石垣コミュニティーエフエムの創造拠点開設提案を採択した。
シマノバは、石垣市民会館大ホール棟2階の「海の見えるホワイエ」を活用し、「コワーキングスペース」「企画ギャラリー」「文化観光案内所」機能を持つ。地域住民や来島者が気軽に集まり、時間を過ごせる場所となっている。
シマノバ開設に併せて、大ホール棟の外から入れる木製階段を設置したほか、施設内には島産木材を使ったテーブルや椅子、フリー電源やWi-Fiを備える。A4カラープリンター使用は有料。
施設名は、「島」における文化活動の「場」と、ラテン語で「新しい」を意味する「NOVA」からと名付けた。新しいことを始めることを応援する場として今後、「つんまあせカルチャーバザール」の定期開催や情報誌「あいかる」を創刊した。
スタッフの橋爪千花さんは「ここに来た人が偶然につながったり、みんなが集まって作業し、そこからプロジェクトが生まれたり、この島に住む人・訪れる人が島をもっと好きになれる場所になれば」と話す。
開放時間は13時~19時。入場無料。