30年ぶりに開催、んまはらし大会-与那国島で浜競馬

スタート前で緊張した面持ちのレース参加者たち

スタート前で緊張した面持ちのレース参加者たち

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 与那国島の浜競馬「んまはらし大会」が5月3日、与那国町祖納のナンタ浜で開催された。島内・島外から詰めかけた大勢の観客を前に6頭の与那国馬が健脚を競い合った。

 同大会は与那国町自治公民館連絡協議会の主催により30年ぶりに開催された。伝統のある行事を新しく見つめ直し再興するとともに、島の活性化、与那国馬との触れ合ってもらおうと行われたもの。

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 上級者レースでは、いつもの人懐こく穏やかな性格の与那国馬からは想像もできない迫力のある走りを披露した。誰もが楽しめるようと考えられたプログラムで、レースのほか、子どもたちによる競馬や体験乗馬なども行われた。見物に来ていたお年寄りの口からは「懐かしい」という言葉が聞かれた。

 会場では魚汁も振舞われ、観光客や家族連れなどもゴールデンウィークを彩る楽しいイベントになったようだ。

 与那国馬は与那国町の天然記念物で、日本に8種類いる在来種(和馬種)の1種。農耕馬として利用されていたが、農機具などの普及により数が激減した。1976年に与那国馬保存会が結成され、現在は約120頭までに増えている。「んまはらし」は、稲に害虫がないように祈願する「物忌祭」の後に行われていた伝統行事。

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