陸上自衛隊音楽隊、石垣で3年ぶりのコンサート-抗議集会も

本物のタイプライターを使用して演奏するルロイ・アンダーソンの「タイプライター」。隊員のコミカルな演技が笑いを誘った

本物のタイプライターを使用して演奏するルロイ・アンダーソンの「タイプライター」。隊員のコミカルな演技が笑いを誘った

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 陸上自衛隊第1混成団音楽隊による「やいまふれあいコンサート」が6月18日、石垣市民会館大ホール(石垣市浜崎町)で開催された。同コンサートは2005年以来3年ぶり。

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 同音楽隊は1972年3月に臨時第1混成団音楽隊として熊本県北熊本駐屯地で誕生。同年10月沖縄県那覇駐屯地に移駐し、1980年に現在の名称になった。隊長以下38人編成で、ステージ演奏やマーチング、コンボ編成による軽音楽など幅広い演奏スタイルを持つ。沖縄県を主担任地域として自衛隊行事のほか、定期演奏会や離島での巡回演奏会などの活動を行っている。

 第1部は「マーキュリー」で始まり、沖縄民謡を取り入れた「コーラル・ブルー」や世界のマーチ王と言われたアメリカの作曲家であるジョン・フィリップ・スーザの「自由の鐘」、行進曲「威風堂々」などを力強く演奏した。第2部は「パイレーツ・オブ・カリビアン」で幕開け。楽曲内にサンドペーパーやタイプライターを使用する「サンドペーパー・バレー」「タイプライター」をコミカルに演奏し会場をわかせた。そのほかにも「やいま」「童神」など沖縄の歌を隊員が披露した。

 本格的なブラスバンド演奏に、会場からは1曲終わるごとに大きな拍手が送られた。

 一方、当日は自衛隊音楽隊の公共施設使用に抗議する「平和な八重山に軍服を着た音楽はいらない集会」が会場前の新栄公園で行われ、八重山地区労働組合協議会など7団体で構成する平和憲法を守る八重山連絡協議会が抗議・意見を述べた。

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