島の未来を考える島民会議と米原のもりプロジェクトチーム主催によるイベント「米原海森(うみもり)遊びの会」が9月7日、米原キャンプ場近くの米原ビーチ(石垣市米原)で行われる。
同会は遊びながら学ぶことで、島を大切にする心と人の和を育てることを目的に行われる。パート1として、今回は子どもを主人公にさまざまな企画を用意する。
午前の部では、野鳥観察を通して自然保護や環境問題にかかわっている島村修さんによる講話「米原そして島の自然、子どもたちに残したい宝物」が行われた後、島村さんとの自然観察散歩や絵本の時間、親子運動会を予定。午後の部では自由参加アクティビティーとして、「島村さんと海森散歩をしよう」「海でのんびりカヌーに乗ろう」「野外『島の宝写真展』&お絵描きの時間」を用意。希望のプログラムを選び、自由に参加ができる。
同事務局の担当者は「米原地区は石垣島の中でも自然が豊かに残され、海岸近くまでサンゴ礁が発達するというよそにはない特色を持っている。そのため、米原の海は川平湾とともに日本の重要湿地500に選ばれ、また山から海まで国立公園区域に指定されている」と説明。「米原の自然の中で遊び、学んで、ふるさとの島を大切にする心を育んでほしい。第1回目は子どもたちを対象としているが、大人だけや1人での参加も歓迎」と広く参加を呼びかけている。
当日は10時に米原キャンプ場入口へ集合。持ち物は飲み物、弁当、ゴザ類、着替え(カヌー参加者)など。担当者は「会場となるビーチは日陰が少ないのでテントを準備するが、暑さ対策として帽子やパラソルなどを準備してほしい」と話している。
そのほか、小さい子どものために休憩・授乳コーナーやミルク用の湯なども準備するという。「時間帯も昼で一区切りをつけ、午前・午後だけの参加もできるように工夫した。今後も継続的に開催していく予定」(担当者)とも。
参加費は100円(保険代)。定員は40人。参加申し込み・問い合わせは同事務局(TEL 090‐4355‐9530)まで。