石垣市パパイヤ研究所が赤パパイヤ試食イベント-「甘い」「おいしい」と好評

「石垣島パパイヤ『じもとをたべよう』キャンペーン」が石垣空港で行われた

「石垣島パパイヤ『じもとをたべよう』キャンペーン」が石垣空港で行われた

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 「石垣島パパイヤ『じもとをたべよう』キャンペーン」の一環として石垣市パパイヤ研究所(石垣市登野城、TEL 0980‐88‐8818)が10月30日、石垣空港で赤パパイヤの試食イベントを行った。

「赤のティラミス」に使用されている赤パパイヤ

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 同研究所では市民や観光客に島産無農薬パパイヤの魅力を知ってもらおうと、約1カ月間にわたってキャラバン企画を実施。島内の学校機関や福祉・観光施設を回り、赤パパイヤの無料配布、試食サービスなどを行った。今回は同キャラバンの最後イベント。

 イベントではワンダーフレアという品種の赤いフルーツパパイヤが試食に出された。市民や観光客は初め恐る恐る食べるのだが、臭みが少なく糖度12度以上のパパイヤを食べた瞬間、「甘い」「おいしい」と声を上げた。中にはパパイヤ自体を購入したいという人も。試食をした観光客は「初めて食べたが、こんなにおいしいとは思わなかった。本当に果物ですね」と驚いた様子だった。

 石垣市農政経済課の小笹俊太郎さんは「今月1カ月は地元の方、観光客の方にパパイヤを食べてもらおうとキャラバンを実施した。昔のものとは違うということを知ってもらい、皆さんからもとても好評だった。これをきっかけに、果物としても野菜としてもパパイヤの生産が増えてほしい」と期待を寄せる。

 石垣市は「パパイヤ」を戦略的作物と位置づけ、2004年にパパイヤの栽培方法で特許を取得した。2005年には同研究所を設立し、栽培技術の普及、優良苗の生産販売、「赤のティラミス」をはじめとしたブランド力を強化する販売戦略など生産から販売に至るまでの一貫したサポートを行っている。

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