琉球エアコミューター(RAC)をチャーターし、那覇~久米島~石垣~与那国を周遊するツアーの第1便が1月26日、久米島から石垣空港に到着した。4月12日まで計135便を運航する予定。
クラブツーリズム(本社=東京都新宿区)が企画する同ツアーは、日本旅行業協会主催の「ツアーオブザイヤー2008」で国内旅行のグランプリを受賞。今年で3年目。今年はルートの一部を宮古島から与那国島に変更して実施する。
ツアーではDHC8-100型機(ダッシュエイト、39席)をチャーター。通常運航していない久米島~石垣島間を移動するなど、専用機ならでは周遊が楽しめる。またプロペラ機なのでジェット機よりも飛行高度が低く、青い海や島を間近に一望できる。4日間のツアーでは久米島、西表島、与那国島で宿泊し、はての浜(久米島)や川平湾(石垣島)、由布島(西表島)、海底遺跡(与那国島)などの観光名所や自然を巡る。
第1便には27人が搭乗。石垣空港では日本トランスオーシャン航空の社員が横断幕を持って出迎えた。千葉県から参加した男性客は「日本の南の果てがどんな所か自分の目で見てみたかった。見て良い所だったら、また旅行に来るつもり」と旅を楽しみにしている。
チャーター機でのスカイクルーズは、口コミによる評価も高いという。4月までの利用客は約1000人を見込む。