無災害を願い石垣で消防出初め式-旧庁舎に別れ

石垣市消防出初め式が旧庁舎跡地で行われた

石垣市消防出初め式が旧庁舎跡地で行われた

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 石垣市消防出初め式が1月8日、旧消防本部跡地(石垣市美崎町)で行われ、旧庁舎へ感謝の気持ちを込めながら、今年の無災害を祈った。

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 式辞で中山義隆石垣市長は「昨年3月11日の東日本大震災を契機に防災行政のあり方が問われている。消防職員だけでなく、地域社会、事業所、消防団員と協力して、尊い命を奪う脅威を未然に防ぎたい」とあいさつ。仲井眞弘多知事(代読)、伊良皆高信市議会議長が祝辞を述べた後、昨年消防本部が導入した水上バイクの愛称募集で「ちゅらうみたすけ」と命名した平真小1年の南慎之輔君や、人命救助や火災の早期通報活動などにあたった市民、消防団員永年勤続者など16個人6団体が表彰された。

 41年の役目を終えた旧庁舎での行事が最後となることから、元消防長の嵩田勤さんもあいさつに立ち「苦楽を共にしてきた庁舎が幕を閉じるには一抹の寂しさを感じる」と別れを惜しみながら、数々の思い出を振り返った。

 式典に続いてアトラクションが行われ、初めにみやら保育園幼年消防クラブの園児たちがエイサーやダンスの演技を披露。消防職員による救助展示訓練ではビル火災を想定した人命救助が行われ、素早い対応と技術に感嘆の声が上がった。

 県内で唯一行う消防団員によるはしご乗りでは7人の団員が演技を披露。高さ5.5メートルのはしごの上で「一本遠見」「肝つぶし」「藤下がり」などの技を見事に決め、大きな拍手が送られた。

 最後は大工嘉広消防長が「今年は災害のない穏やかな一年となることを願い、力を合わせて街の安心安全のため努力したい」と謝辞を述べ、一斉放水で出初め式は終了した。

 当日は「おもいで写真展」として1950年代ごろからこれまでの消防に関する写真展示やはしご車、ミニ消防車の体験乗車、女性防火クラブ員による「ふるまいぜんざい」も行われ、家族連れなどが楽しんだ。

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