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石垣の菓子店に巨大「カールおじさん」登場-縁結びの新スポットに

石垣の菓子店に巨大カールおじさん登場

石垣の菓子店に巨大カールおじさん登場

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 石垣の国道390号バイパス沿いに「徳村菓子店」(石垣市真栄里、TEL0980-83-1177)が新装オープンし、1月27日、国内最大級のモニュメント「石垣島カールおじさん」がお披露目された。

 卸売業を中心に営んできた同店が、創業60年を迎えて新たに小売店舗をオープンした。店舗面積は100坪で、「石垣島ロイズ」「明治製菓」などメーカー商品や駄菓子約1500種を取りそろえる。

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 目玉は、店脇に構える3.8メートルの「石垣島カールおじさん」像。八重山地方に伝わる「ミンサー織」のかりゆしウエアに島ぞうりの装いで、石垣限定のカールおじさんが誕生した。

 ミンサー織に織り込まれている5つと4つの模様には、「いつ(五つ)の世(四つ)までも末永く」、側面のムカデの足に似た横じまには「私のところへ足しげくおいでください」という意味がそれぞれ込められている。ミンサーウエアを着ているのは「石垣島にまた来てほしい」という願いから。さらに「藍(愛)」を何度も重ねて染めることから、「恋人同士がいつ(五つ)の世(四つ)までも変わらぬ愛を誓う、2人の幸せが見つ(三つ)カール縁結びスポット」となることを期待。モニュメントの前でカールを3つ食べると願いがかなうという。

 「中学生ぐらいの頃に登場したカールおじさんがずっと好きだった」という同店代表の徳村賢一さん。製作元の明治に最初に打診した時は「インパクトのあるものを」と10メートルの像を提案したほど思いは熱い。「このごろはカールおじさんを知らない子どもも多い。親子で見に来てもらい語り継いでもらえれば」と期待を寄せる。「ミンサー柄は知っていても意味を知らない人は多いと思う。海外からの観光客も増えているが、八重山には素晴らしい伝統文化があることをぜひ知ってもらいたい」とも。

 新名所の登場に開店初日から客がひっきりなしに訪れ、写真を撮る親子や抱えきれないほどたくさんの菓子を購入する人たちでにぎわった。地元出身の伊良部貴行さんは「初めてカールおじさんに出会えてうれしい」と感慨深げにモニュメントを見上げた。千葉県出身の渡邉知佳さんは「まず大きさに圧倒された。よく見るカールおじさんも、ミンサー織の衣装を着るだけで沖縄を感じられる」と感心した様子で話していた。

 八重山初の公式戦で石垣入りした琉球ゴールデンキングスの選手たちも来店。「カールおじさんは今まで知らなかったが面白い。ミンサー織のことも知ることができて良かった」とアンソニー・マクヘンリー選手。ディリオン・スニード選手も「キュートな像だ。松井秀喜に似ているんじゃないか?」とおどけて話した。

 営業時間は9~18時。

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