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石垣で染作品展「里の彩り」-島袋なおみさんがふるさとで初開催

鮮やかなタペストリーに囲まれた会場

鮮やかなタペストリーに囲まれた会場

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 石垣で染作品展「里の彩り」が現在、市民会館(石垣市浜崎町)展示ホールで開かれている。主催は島袋なおみさん。

タペストリー「里の彩り」の前で島袋なおみさん

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 島袋さんは中学まで竹富町まで過ごし、日常生活で苧麻(ちょま)紡ぎや染色、機を織る祖母を見て育った。その後、本土や沖縄本島で染色や紅型(びんがた)染めを習い講師資格を取得。1992年から宜野湾市を拠点に「オリジナルファッション詩麻」を展開している。沖縄県の総合美術展「沖展」に4回入選し、県内各地で作品展を開催するが、ふるさと八重山での作品展は初めて。

 会場は麻に染色した大型のタペストリーで囲まれ、紅型染洋服、ストール、バッグ、かりゆしウエアなど120点を展示・販売する。

 「今回の作品展は、『沖縄の自然』をテーマに製作した。作品一つ一つが手染めで、色合いは麻や綿、絹など素材により微妙に異なる。筒引きなどの技法を楽しんでほしい。八重山での初開催に同級生や親戚が訪れてくれて交友を温めることができた」と島袋さん。

 訪れた女性は「全ての作品が上品で仕立てが良く、目の保養になった」と話していた。

 開館時間は9時~18時。入場無料。今月7日まで。

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