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「オヤケアカハチ太陽の乱」公演に向け、子どもたち稽古に熱

稽古に熱が入る劇団員

稽古に熱が入る劇団員

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 12月23日に開催が迫った「現代版組踊 オヤケアカハチ太陽の乱」公演に向け、石垣島の子どもたちの稽古に力が入っている。

比屋根秀斗さん(左)がげきを飛ばす

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 2002年から公演を続ける劇団・ウィングキッズリーダーズは、小学4年から高校3年まで73人の児童・生徒で構成される。11周年を迎える23日の本公演まで残り1週間となり、メンバーたちは石垣青少年の家で稽古に励む。

 沖縄県うるま市で同様の公演「肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)」で4年間主役を務めた比屋根秀斗さんが昨年から指導を行う。「今、この瞬間にできる精いっぱいの力を出せ」「力を抜いて大事な曲の価値を落とすな」「待機している時にスイッチを切るな」とげきを飛ばす。

 「11年目を迎える本公演は、踊り、演技など原点を見つめ直して大切に作り上げた。詰めていく箇所はまだあるが、ラストスパートをかけ、本番にはいい舞台をお見せできるはず。今回は小学生メンバーのエネルギーが高く、彼らの活躍に注目してほしい」と比屋根さん。

 主役「オヤケアカハチ」を演じる上地大星さん(八重高1年)は「初めての主役で緊張しているが、今できる精いっぱいの演技を表現し、感動を伝えたい」。小学4年からメンバーに入り、本公演で卒業するという貝盛由佳さん(八重高3年)と小室舞さん(八商工3年)は「最後の舞台なので悔いの残らないよう楽しみながら頑張って成功させたい。お客さまが感動できる舞台を作りたい」。同メンバーは、公演までほぼ毎日、稽古に励むという。

 今年は昼公演に「大浜中学校郷土芸能部」、夜公演に「大浜獅子棒保存会」がそれぞれ特別出演する。

 開催時間は、昼公演=13時~、夜公演=18時~。会場は石垣市民会館大ホール。料金は、一般=2,500円(前売り2,000円)、小人(高校生以下)=1,500円(同1,000円)。前売り券は八重山毎日新聞社、タウンパルやまだ、ブックスきょうはんやいま店、メイクマンで取り扱う。

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